個人山行032 下北半島‐B大尽山827.7m

恐山から見ると、宇曾利山湖の向こうに見えるきれいな三角錐の山。 
                                                           東北100名山
期   日:2019年9月9日(月)
天   候:晴れ
実 歩 行 :5時間30分
コ ー ス:登山口(5:40)−大平分岐(6:15)−登山道分岐・大尽(6:30〜50)−一休地蔵(8:20)―大尽山
       (9:00〜10))−一休地蔵(9:40)−登山道分岐(10:40)−登山口(11:40)

 恐山手前の登山者専用駐車場から南方向の宇曾利山湖畔を歩く。標高240mの平坦な林道を時計回りに半周する。途中、木橋や小さな渡渉を何度か繰り返す。樹林帯なので右に樹間から宇曾利山湖が見えるだけである。湖畔から少し離れると「大尽」書かれた小さな標識に出合う。
 直進すると湖を一周するコースで、ここは標識に従って左折し、宇曾利山湖からどんどん離れていく。きれいに刈払いされていて歩きやすい道を緩く登って行き、途中からやや急登になる。一休地蔵は標高約530mだから湖畔で1時間30分かけ約300m登ったことになる。一休地蔵を鋭角に左折して山頂に向かう。残り標高300mは岩交じりの急登の連続で、ようやく山頂に着く。
 大尽山山頂は360度の展望で宇曾利山湖、恐山がよく見える。晴天ならば津軽半島の山々や遠く北海道まで遠望できるのだが今日は霞んでいてよく確認できない。今年9月の青森県は気象観測始まって以来の高温が続きで霞んでいるのはそのためのようです。

霊場恐山を訪れる

   入山料500円を支払い中に入る。ここは地獄といわれる場所ですが硫黄のにおいがするが、乾燥した凸凹地帯で、噴煙やボコボコで音がする地獄谷のようところはない。恐山からの大尽山は極楽といわれる美しい宇曾利山湖の向こうに端正な姿を見せている。

(ひうちだけ)781.3m)に登る   2019年9月9日(日)夕方 晴れ

コースタイム 実歩行:2時間5分
  登山口手前(15:20)−登山口(15:45)−燧山(16:25)−登山口(17:00)―登山口手前(17:25)  
 恐山を訪れたあと、R279で大間町方面に向かい、風間村の易国間川を渡るとすぐ左折し、4Kmあまり行き、再び左折して未舗装の小川目林道を5.5Km行くと崩壊のため通行止めになった。登山口はさらに2Km先である。林道を歩くこと25分、ようやく登山口に着く。樹林帯の中、急いで山頂に向かう。下山時は夕暮れで薄暗く道迷いの心配のため、登山道脇のササを10m感覚で折り曲げ、目印にして進む。
 ようやくたどり着いた山頂は中木に覆われていて何も展望がない。展望台のやぐらは朽ちはててほとんど形がない。展望台からは360度で夕焼けの尻屋崎から大間崎、北海道など大展望を楽しめたはずが全く残念である。帰路は日没が近いため急いで登山口まで戻る。

(M 記)





登山口、湖沿いの暗い樹林帯に入る

この先から登山道になる

立派な木橋を渡る

左折して大尽山を目指す

一休地蔵で鋭角に左折する

岩場が現れます。こんなとこ多く現れる。

大展望、左・宇曾利山湖、右・津軽海峡、北海道が見える

左は昨日登った釜臥山、右は陸奥湾

霊場 恐山正面

宇曾利山湖の上に大尽山が見えます。

燧岳登山口、右のササヤブに登山道

燧岳山頂、一等三角点がある。夕日を拝めず残念