個人山行020 北信五岳‐B 戸隠山
1904m日本200名山

期   日:2018年7月21日(土)
天   候:晴れ
実 歩 行 :7時間15分
コース: 奥社入口(6:55)−(7:10)隋神門―(7:25〜40)奥社―(8:50)百間長屋―(9:30〜40)胸突岩
     ―(9:50)蟻の戸渡−(10:15)八方睨―(10:25〜35)戸隠山―(11:10)九頭龍山―(12:50〜05)
     一不動避難小屋―(15:00)戸隠キャンプ場バス停
      
 戸隠イーストキャンプ場から車で移動し、奥社入口バス停近くの駐車場に車を置く。鳥居をくぐって参道を登っていくと朝の散歩をしている人たち数人に出合う。 隋神門をくぐってまっすぐな参道を登り、石の階段を上がると奥社である。登山の安全を祈願して少し戻って登山道に入る。
 戸隠山は花があちこちに咲いていているのでカメラで撮りながらゆっくり登っていく。平安時代に修験者が寝泊まりしていたといわれる百闥キ屋や西窟を通過する。 胸突き岩は長いクサリで慎重に登り、今度は蟻の塔渡りで、幅50cmで長さ20mを2本の手も使い岩をしっかりつかんで安全に渡る。長さ5mくらいの剣の刃渡りは傾斜があり慎重になる。 このナイフリッジを通過してクサリでひと登りすると八方睨である。  
 八方睨は戸隠山で展望が最もいい地点だが、今日は靄がかかっていて遠望ができません。本来なら北アルプス、飯縄山や富士山も望めるのが残念です。   戸隠山の山頂はここから少し下って登り返すとすぐで、木の標柱があるだけで展望はなく小さな山頂である。
 ここから北上して稜線歩きとなるが、左側(西側)緩やかな傾斜の笹薮で、右側(東側)はすっぽり切れ落ちていて断崖になっている。笹薮に入ったり、 断崖の縁を通ったりしながらアップダウンを数回繰り返し、九頭龍山を通過する。屏風岩を西に巻いてピークを過ぎると急降下になる。高妻山との分岐一不動に無事到着して休憩する。 ここに避難小屋があり、中を見ると建物は古いがよく整頓されていました。  
 一不動からの下山はとても苦労する。去年の集中豪雨で登山道が崩壊したらしく、谷間の岩のゴロゴロした暫定と思われる道を右岸、左岸へと渡り返しながら転倒に注意して下る。 15年前、高妻山を登った時通過したがこんな悪い印象は記憶にまったくありません。途中の氷清水は冷たくて美味しかった。  
 戸隠牧場を過ぎ戸隠キャンプ場は行楽客のテントがいっぱいで、水場では子どもたち楽しく遊んでいる。戸隠キャンプ場バス停からバスで奥社入口まで戻る。 2泊した戸隠イーストキャンプ場は標高1200mで日差しはきついが木陰にテント、タープを設置したので涼しい。1日目は長野市の小学校高学年が100名ほど一緒でにぎやかで楽しそうでした。 夜中は寒くて目が覚めたほどで快適な2夜を過ごしました。

(M  記)




戸隠山


      

@ 表参道・この隋神門をくぐる


A 隋神門から大木の杉並木道


 

B 奥社でひと休み


C 奥社から登山道に入る


 

D 百間長屋


E 西窟です


 

F 胸突岩


G 蟻の塔渡り


 

H 剣の刃渡り


I 八方睨


 

J 戸隠山 山頂


K 山頂からの展望


 
戸隠山に咲く花・花名はつけてません