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S-49 児玉・紫陽花の小路

2015年6月25日(木)

天 候:
参加者:14名
費 用:3000円(浦和起点の交通費)
行 程:秩父鉄道熊谷駅8:51=樋口9:42-雨乞山11:40/12:10(昼食)-榎峠(紫陽花の小路入口)13:00
-ごっくん水13:20-紫陽花の小路出口13:30-百体観音堂14:00/20
-児玉駅入り口バス停15:27/40=本庄駅16:00/16:14=上尾駅17:06

 
 梅雨真っただ中、季節の花紫陽花を愛でる少雨決行の山行です。当日は、朝から日差しが強く梅雨とは思えない気候です。舗装された一般道と林道で紫陽花の小路に行けるのですが、途中山道を歩きピークハントは、有りませんが山行らしいコースを選定されていました。秩父鉄道樋口駅からしばらく日差しのある一般道を進み、やがて山道に入ると木々の中でひんやりとします。ほとんど人が入っていないようでこのところの雨でドクダミなどの草が覆い、やぶ漕ぎほどではありませんが「草漕ぎ」での歩行です。林道に出る少し前にコースから外れてしまいました。
 コースを探しながら30分ほど掛け、木々の間を抜けやっとのことで林道に出ることができました。林道を榎峠向けて進みましたが、予定より大幅に遅れ昼食の時刻となり、林道上で昼食を取ることにしました。先に開けた場所が見え、確認したところ雨乞山山頂でパラグライダー発着場です。なんと反対方向に進んでいたのです。おかげで思わぬピークハントができ、山肌を吹きあげる風を受け爽快で、長瀞の町や秩父の山並を眺望できました。アクシデントが重なりましたが、思いがけず予定外の楽しみが増えました。
 林道を戻り紫陽花の小路が始まる榎峠に到着し、集合写真を取り紫陽花を楽しみながら降ることになります。満開の1.5kmに渡る紫陽花が咲く道です。途中名水「ごっくん水」の湧き水があり飲んでみましたが、甘味を感じ美味でした。降雨が続いたのでホースから勢いよく噴射され備えられていたコップの底に弾かれコップ一杯になりません。まだ、紫陽花が続きます。
 百体観音堂がある成心院に到着です。しかし管理している観光農業センターが定休日のため、百体観音堂内部は拝観できません。内部には秩父三十四、坂東三十三、西国三十三の観音菩薩が祀られて、ここで百観音を拝むことにより各霊場をお参りしたご利益を受けることができることとの事です。百観音堂をでた所から舗装道をひたすら児玉駅バス停に向けて照り返しの強い道を歩きました。予定しなかった道捜しや雨乞山のピークハントのおまけが加わり梅雨時期の山行を楽しみました。

T.記

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