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1139 北アルプス・立山連峰・五色ヶ原

2015年8月8日〜9日(日)

参加者:支部5名、本部22名、合計27名
費 用:20000円
行 程:大宮(21:00)=室堂7:15…室堂山8:05…浄土山9:15…龍王岳9:33…鬼岳10:05
…獅子岳11:25~12:15(昼食)…ザラ峠13:05~13:20…五色ヶ原山荘14:05(泊)〜5:00
…鳶山5:25…五色ヶ原山荘5:45~5:55…ザラ峠6:55…獅子岳7:55…鬼岳8:455
…浄土山分岐9:40…一の越山荘10:20…室堂11:05

 
 花の百名山として有名な五色ヶ原へ、浄土山、龍王岳、鬼岳、獅子岳と越えながら、花と岩の縦走路を楽しんだ。また、晴天に恵まれ、北アルプスの景観も堪能できた。

 一日目、室堂からまず両脇に可愛いチングルマの果実のお出迎えを受けながら浄土山へと歩き出す。先に室堂山へ足を延ばした後、二班に分かれる。急な登りを一頑張りすると、広々とした浄土山の一角に上がる。立派な富山大学立山研究所が立っている。
 目の前には龍王岳が、岩峰を突き出している。このピークはルート上にはないが、百高山第42番目の高峰なので、みんなでザックをデポして登る。五色ヶ原への道は、この龍王岳を巻いて下る。
 鬼岳の鞍部に出て鬼岳西面、東面と岩尾根を登りながら越えていくが、まだ少し雪渓も残っている。イワリンドウやトウヤクリンドウの咲く、浮石の多い急な下りを注意しながら進み、獅子岳の鞍部に下り立つ。水分を十分取らながら、ここからまた獅子岳へと急な登りに入る。ミソガワソウの群落、色の濃いトリカブト、黄色がひときわ目立つシナノキンバイ、ピンクのハクサンフウロと色とりどりの花の斜面に癒されながら登る。
 獅子岳のピークからは濃い緑色の黒部湖が俯瞰でき、針ノ木岳や槍ヶ岳をはじめ裏銀座の山々、赤牛岳などが広がる。行く手には今日の目的地五色ヶ原の台地、鳶山、越中沢岳、薬師岳の稜線が望める。はるか真下に三つめの鞍部ザラ峠が見え、あんなに下るのかと思わず帰りの登りを懸念する。
 まずは腹ごしらえ、ここでしばし休憩、昼食を取る。
 ザラ峠へはザラザラと滑りやすい急斜面を下り、短い梯子を降りていく。昔、佐々成正が越えたと言われる峠だが、真冬にこの峠を本当に超えたのだろうか。そしてその後どのルートを越え信州に出て、家康の元に行ったのか。不要な軍用金を埋蔵したと言われ、それにちなんだお祭りもあると聞く。そんなロマンのある峠から登り返し、立山カルデラの赤い断層を眺めながら、チングルマ咲く草原の木道を気持ちよく歩を進めると、いよいよ本日の宿五色ヶ原山荘に到着。夕食前にざっと汗を流せたのはありがたい。
 
 二日目、今日も2班に分かれ、希望者は鳶山を往復する。途中にご来光を拝む。昨晩も星がきれいだったことを思い出す。鳶山からは薬師岳までのルートがしっかり望め、登高意欲をそそる。小屋へ戻り木道を下りながら先発隊を追う。
 ザラ峠からの見上げるような長い登りを一歩一歩ゆっくり登る。しかし思ったより時間もかからず獅子岳に到着。多めの休憩で一息入れ、また岩稜の鬼岳を越えていく。途中大きく重そうなザックを背負った若者達に多く出会う。これからもずっと山を続けてほしいと願いながらエールを送る。
 帰路は浄土山から一の越を回る。一の越は日曜日ということもあって、立山三山方面に登る人たちの行列が続いていた。そして室堂に下る道々も、家族連れなど多くの人たちで賑わっていた。そして、室堂でやっと1班と合流する。
 帰路は盆休みの最中で高速道路も混みあい、本庄で降り、一般道を走る。室堂を早めに出たのが良かったようで、渋滞に巻き込まれず大宮へ着くが、また下界の猛暑が待ち受けていた。
 快晴の二日間、北アルプスの展望と花々の競演に恵まれた五色ヶ原は、十分私たちの目を楽しませてくれ、かつ高所の涼しさは別世界であった。

S.記

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