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1123 袈裟丸山

2015年5月31日(日)

天 候:
参加者:21名
費 用:3600円
行 程:久喜=折場登山口―賽の河原―小丸山―前袈裟丸山―後袈裟丸山―石祠―八重樺原―群界尾根登山口=久喜

 
 山行当日の天気予報は一週間前からずっと変らず全国的に雨。雨中の登山を覚悟して、雨対策を万全にして臨む。しかし、チャーターしたバスが折場登山口に着いても、空は青く晴れている。やがて急に雲が広がるのかもしれない。エゾハルゼミの蝉しぐれの中、登山路の急登が延々と続く。尾根に登り着くと、視界は広がり、そこからはアップダウンの連続。ヤマツツジ、シロヤシオ、トウゴクミツバツツジの咲くトンネルをくぐり、石を積み上げた異様な雰囲気の賽の河原を通り抜ける。小丸山の頂では男体山や日光白根山の眺望を、前袈裟丸山では、まだ雪が残る至仏山・上州武尊山などの山座同定を楽しむ。雨を覚悟して登ったにもかかわらず、遠くの山々を見渡せる有り難い大番狂わせ。大部分の登山者は、折場登山口に車を置いているため、ここで引き返す。しかし、我々はマイクロバスが反対側に先回りしてくれるため、さらに奥へ。前袈裟丸山を過ぎると、目の高さに咲き競うアズマシャクナゲ、斜面を青く覆うユキワリソウ、白花のイワハタザオが迎えてくれる。まさに今がちょうど見ごろ。なんという幸運。この山域に入り込んでいるのは我らが一団のみ、独り占めの花めぐりに感激。標高1908mの後袈裟丸山の山頂も独占して休憩。下山開始早々は、膝が笑い出すほどの急下降。それでも、アズマシャクナゲやミツバオウレンなどの花に癒されながら、バスが待つ群界尾根登山口に無事下山。雨中登山のはずが終日の晴。これぞリーダの日頃の心がけの良さの賜物か。感謝・感謝!

I.記

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