参加者: | 18名 |
コース: | 東浦和駅―見沼代用水西縁―見沼氷川公園―見沼大橋―見沼代用水東縁―見沼自然公園 ―東浦和駅行き、さぎ山公園バス停=東浦和駅 |
「雨天中止ですか?」の声に例会でリーダー、「4月2日は晴れます!」と宣言。その言葉通り当日は雲一つない日本晴れ。因みに4日、5日は雨、8日は雪。 集合場所の東浦和駅を出て東に進むと5分もしないで見沼代用水西縁に出てそこからはずっと途切れもせず桜が続く。豪勢な桜が頭上を覆う。びっしり詰まった花が真上から私たちを見下ろしているようだ。「桜の花はみんな下向きに咲く、梅は上を向いて咲くけど。」〈薀蓄だなあ、でも本当?〉あとで植物に詳しい人に聞くと桜の花は長い花柄があるので垂れ下がる、と言っていた。「今日が満開、花見は最高、」というテレビの予報にもかかわらず見沼の桜は上野や目黒川などほかの桜の名所に比べて人出もほどほどで幔幕や雪洞などの飾りもなく爽やかで最高!西縁の桜を1時間ほど歩いて堪能し見沼氷川公園に到着。この付近は唱歌「案山子」の発祥の地と言われ公園の入り口には記念のモニュメント、一本足の案山子が立っている。「建立当時は一本足だったのが障害を持つ人への差別になるというので今のように固められてしまった。」リーダーの説明だった。 その奥には、氷川女体神社が。大宮の氷川神社とともに武蔵国一宮という位の高い神社で須佐之命を祀る大宮の氷川神社に対し、妻の奇(くしなだ)稲田(いなだ)姫(ひめの)命(みこと)を祀るこちらは女体神社とされた。 昔広大な沼沢地だった見沼は徳川吉宗の時代に干拓され1200町歩にも及ぶ農地へと生まれ変わった。そして農業用水確保のため利根川から60キロに亘って引かれたのが西縁22キロ、東縁16キロの見沼代用水であった。西縁と別れて見沼大橋を渡り東縁に移ると突然子ども連れ家族連れが増えてくる。桜も豪華さを増すようだ。しかしもう限界、腹が減った。午後1時、ようやく見沼自然公園に到着。広大な原っぱにそれぞれ持ち寄ったシートを円形に並べる。歩いている間にすっかり温まったビールでまず乾杯。続いて焼酎、日本酒、おつまみが次々登場。隣のグループのオカリナに対抗してTさんが「故郷」の演奏を始めると女性陣が合唱。座は瞬く間に盛り上がっていった。花見を計画してもこれほど上手くいくことは滅多にない。桜はぴったり満開、天気は望むべくもないほどの快晴、そしてよき仲間たち。決まった。来年も花見山行はKリーダーに決まり。全員拍手で見沼田んぼのお花見ウォークは無事終了。 (K.記 |
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