天 候: | 晴・吹雪 |
参加者: | 15名(支部7名、本部8名) |
費 用: | 約23500円(新宿起点) |
コース: | 茅野駅(10:25)=渋ノ湯(12:03)ー高見石小屋14:40(泊)7:36ー白駒池(8:07/15) ー麦草峠(8:58/9:17)ー茶臼山(10:32/44)ー縞枯山(11:25/33)ーロープウェイ山頂駅(12:15) |
昨年大雪で中止した北八ヶ岳へ。定番のスノーシューコースを楽しく歩いた。 一日目 茅野駅に集合しバスで渋ノ湯に向かう。増発バス2台と今日の渋ノ湯は大賑わいだ。高見石小屋に向かって歩き始めると人の列が続く。小屋は80人の宿泊で満員らしい。気分のいい青空のもと、やや風は強いがトレースはバッチリ踏み固められており、スノーシューの出番ではないようでもあるが、対向者とすれ違うときに、トレースを外すと腰まで潜る。途中でスノーシューを装着したが、参加者の多くは、もうすぐ小屋だからと我慢してそのままツボ足で歩いていた。早く下駄を履くような気楽さでスノーシューを装着するようになって欲しいものだ。 高見石小屋は、小屋のスノーシュー体験ツアーや商業ツアー、我々と一般宿泊者で満員。でも美味しい食事と温かい寝具で快適に過ごせた。 二日目 夜はずっと雪が降り、朝出発しようとすると5センチ以上の新雪がトレースを覆っていた。吹雪と言って良いような降雪の中、白駒池に立ち寄り、凍った湖面を歩きまわる。湖岸の木々は霧氷で真っ白。やはり2月、厳冬期ならではだ。 麦草峠に向かって緩やかに登って行くが、参加者は時折、トレースを外して新雪の中に自分のトレースを刻んでいる。峠からはいよいよ本格的な登高になる。しかも雪の重みで木がたわみ、くぐったり乗り越えたりと雪中アスレチックという感じ。それでも夏時間を少しオーバーする程度の時間で茶臼山に到着。完全に吹雪となった頂上で休憩にするが、参加者に悲壮感は全くない。今回もまたよいメンバーに恵まれた。 ここからは少し下って再び縞枯山への登高になる。やがて広い縞枯山の頂稜にでるとそこは更に激しい風雪で、体が翻弄されるほど。冬山の厳しさをイヤというほど味わった。頂上を辞し、林間に入ると嘘のように風も収まり静かになる。だが、この斜面はかなり急でスノーシューでの下りは技術を試される。何とか雨池峠に降り立つと再び激しい向かい風になり、縞枯山荘に到着する。が、風が強いので休憩もせずにロープウェイ駅に向かった。吹雪模様のため、北横岳は割愛してロープウェイで下山した。 今回スノーシューを初めて履くという参加者もいたが、大過なく歩き通してくれた。これからは「道を歩くときにサンダルを履く」くらいの気安さで「雪の上ならスノーシューで歩く」ようになって欲しいと思う。行動範囲が広がりますゾ。 O.記 |
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