天 候: | 雪 |
参加者: | 8名 |
費 用: | 2000円 |
コース: | 熊谷駅=オグナ武尊スキー場駐車場10:32―リフト終点―最高到達点13:00―15:04駐車場=(一浴)=熊谷駅 |
高速道に乗って視界が効くようになると、群馬県北部の山にかかる暗い雪雲が見えてくる。予想はしていたものの、かなりがっかりする。しかも途中で渋滞情報。すると緊急車両が何台も路肩を追い抜いていく。ノロノロ運転で事故現場に差し掛かると、消防のレスキューが活動中。車両に閉じ込められている人がいるようだ。 外に出るのもイヤな雪降りの中、予定よりだいぶ遅れて駐車場に到着する。それでもスキー場の中なら何とか登っていけるし、リフトの終点からならあとは頂上までいくらでもない、とやる気を奮い起こして出発する。ゲレンデをスキーヤーやボーダーに気をつけながら登っていく。最初は結構な急斜面だったが、登り切るとあとは稜線伝いの比較的なだらかなルートになる。ほぼ夏道沿いのコースだ。稜線上では横なぐりの雪が顔を叩く。スキー場だからこそ登りもするが、そうでなければとっくに退散しているような雪降りだ。 リフトの終点から夏道沿いに稜線に上がるが、のっけから激しい急斜面。スノーシューを何度も蹴りこまないと足場が崩れてしまう。やっとの思いで登り切るとそこには小さな野仏が雪の上に顔を出している。普段なら何となくほのぼのとしそうなものだが、体が持っていかれそうになるような暴風の中では、そんな気持ちの余裕は全くない。メンバーが集結したところで、「こりゃ無理だね」と下山を決意。頂上まで距離にして500メートルあまり、感覚的には目と鼻の先というところだが、まぁサラサラの気持ちのいい新雪も味わえたし、よしとしましょう。 だいぶ視界も悪くなってきた中、再びゲレンデを歩く。途中のレストハウスで今日初めてのまともな休憩をとり、あとはまっしぐらに駐車場を目指す。車に戻れば5センチほどの積雪が車を覆っていた。一浴の後、順調に熊谷駅に戻った。 O.記 |
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