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985 天城山

2014年2月1日(土) バス

天 候:
参加者:19名
費 用:3740円(大宮起点)
行 程:大宮=(天城高原ゴルフ場)登山口―万二郎岳分岐―万二郎岳
―馬ノ背―万三郎岳―万二郎岳―万二郎岳分岐―登山口=大宮

 このところ暖かな日が続き、この日も晴天。登山口に着くまでは冬とは思えぬ暖かさ。しかし登山口に着くと“うひょ~ 寒い”。歩き始めは下り、そして岩に苔が蒸す平坦な路。やがて登りが始まると登山路に雪、いや 雪が融けてそれが凍ったつるつるの氷路に。透き通る氷を踏まないように細心の注意を払って歩を進める。それでも転倒する人も。日差しはあるが寒風が木々の梢を鳴らし、頬を刺す。四苦八苦しながらも万二郎岳登頂。昼食を済ませ、わずか下った所で富士山を展望。霞がかかる中、目を凝らすと高い位置にうっすらと富士山が。それでも感激。一旦は万二郎岳を大きく下り、万三郎岳に向かう。馬ノ背では延々と続く馬酔木(アセビ)のトンネルの中を歩き、次は天城シャクナゲの中を。いずれも見事に大きい。万三郎岳の登りは予想通りの急登、路面は一面の氷。雪と見えるところもカチンカチンの氷。藪の中に逃げ込み、くぐったり跨いだり、また氷路に戻ったりしながら、なんとか登りきる。頂もつるつるの氷に覆われている。遂にここでアイゼンを装着。その威力抜群で、氷路の下りはあっ気ないほどに楽々と。万二郎岳の頂を通過すると、少しばかりホッとする。登山口が近づくころには、樹林の中は薄暗く、マイクロバスに乗りこむと既に日は沈んでおり、茜色の残照がバスの出発を見送ってくれた。

I.記

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