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1036 白毛門沢遡行

2014年7月27日(日)

東黒沢の名所、「ハナゲの滝」。美しい場所なのに、何故か名前が珍妙。


 前泊のため熊谷を前日18:00に出発。六日町のリゾートホテルにコンビニ弁当を持ちこんでビールで乾杯、明日は山というのに山談議で盛り上がり、温泉に入って来ては、また一杯と話は尽きない。ちょっと遅めに就寝。
 翌朝ぱっと起きると5:30、ちょっと寝坊?早々に水上インターを目指し出発。
 今年3回目の沢登りは上州で人気の白毛門沢を遡行。今年の遡行は、奥多摩を中心としていたが、スケールも水量もさすがに上州にはかなわない。とりわけこの白毛門沢は「山と渓谷」等の紹介とキャニオンリングで人気の的になっている沢で人の行き来も多い。
 今日の谷川連峰は、午前中は天気が持ちそうな雲行きで、我々は先行するガチガチのハーネス組の3名と5名の2パーティの後を追うことになる。ここは南に面し、沢幅も大きく天気が良ければ常に太陽が当たるため、水は冷たいという感じはないので快適に登れる。タラタラノセン、15mの大滝は、高巻く。そこそこの薮を漕ぐので時間は掛る。
 その後の沢は、快適な滑床と滑滝が続き気持ちよく登れる。だんだんと傾斜もきつくなり、グングン高度を稼ぐ事が出来る。大岩に辿り着くころに雲行きも怪しくなり、直下では雨もちらほら降る天気になって来た。ここから山頂までは急斜面となり、ガイドブックに曰く「最後の草付きの斜面は、困難なところはなく、踏み跡の笹を掻き分けて登れば頂上はすぐだ」と記載されているが、その草付きは滑ると南無阿弥陀仏の世界へ確実に導いてくれる踏み跡だ。疲労と緊張でこの斜面でかなり体力を消耗した。何度か振返ったが、今でもちょっとどころではないほどゾッとする。今風で言うと「まじでヤバかった」。とにかく小生は体力的にバテバテで、かつ緊張で疲れ、頂上へ着いた時は一瞬、助かった!と思ったぐらいだ。
「頂上は踏み跡をたどって行くとすぐ」と聞いていたが、達成感は他の沢とは相当違い、登りきると頂上というのは、うれしい。頂上からは残念ながら谷川岳はガスで見えず、雨も降っているので写真を撮ってもらい、早々に下山を開始する。途中ゴロゴロと鳴りだすが、避けてくれたようで、ノンストップで駐車場まで下って、今日の山行を終える。

Script by Y., and Photo by O.

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