1013 　狩倉槍ヶ岳

２０１４年４月２０日（日）

天　候:	曇
参加者:	７名
費　用:	3000円（キャンプ1000円、交通費2000円）
コース:	小倉沢鉱山住宅6:10－1435㍍峰8:20～8:30－狩倉岳9:40～9:55 －狩倉槍ヶ岳10:55～11:30－大笹13:35－両神山13:55～14:10 －八丁峠17:55－上落合橋18:35

　小倉沢の旧日窒鉱山住宅の脇から山に取りつく。昨夜は山ではうっすら降雪があり、尾根の一部は白くなり立木にも雪の花が咲いている。谷筋には２月の残雪も見られる。岩場や所々のヤブをクリアして約３時間半をかけて狩倉岳に到着。展望のない地味な山頂で記念撮影をしてから今回の目的地である狩倉槍ヶ岳を目指す。いったん鞍部まで下り、登り返すと待望の槍ヶ岳山頂である。あいにく雲が多くて見えるはずの大展望は得られない。ここで大休止とした。
　この先の横八丁と呼ばれる岩場の通過が、今回のハイライトになる。時間をかけて慎重に前進する。後半の、コース最大の難所というべき箇所では安全のためにロープを使った。
　梵天尾根との合流点である大笹まで来れば後は「一般コース」だが、今回は両神山を経て、八丁尾根経由での下山予定である。まだまだ先は長い。八丁尾根の連続する鎖場は一人ずつの通過が原則で思ったより時間がかかる。メンバーで一番若く元気なＨさんに一人先行してもらい、下山口の上落合橋に車を回してもらうようお願いする。
　重くなった足で下り立った上落合橋には、何とかヘッドランプを使用しないで済むギリギリの時間に到着した。ずっとここで心配しながら待ち続けてくれたＨさんの車で無事に出発地に戻ったが、実に１２時間を超える充実の山歩きであった。

Ｏ.記