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1010  箱根峠

2014年4月17日(木)

天 候:晴れ
参加者:11名
費 用:約5000円
コース:箱根湯本・バス9:15=元箱根~杉並木~関所~向坂の石畳~箱根峠
~接待茶屋跡~山中城跡~雲助徳利の墓~笹原一里塚~錦田一里塚
~愛宕町からバス=三島駅16:00

 歴史の道ハイキングのPart-3として、前回に引き続き箱根峠を登らずに歩こうというリーダーの計画だ。元箱根から箱根旧街道の石畳を丈高くそびえる杉並木の間を縫うように木陰の好ましい道が続く。春うららの芦ノ湖畔を、駅伝の賑わいを感じたり、箱根の関所跡では自由に歩ける今に感謝したり、それぞれの歴史のうんちくを披露しながら行く。  箱根峠までの少々の登りに息をきらせれば、あとは三島宿まではルンルンの下りだ。とはいえ、いにしえの旅人たちがわらじで踏みしめたであろう石畳が延々14,5KMは続く。周囲の山々は芽吹きの中に山桜の薄桃色が点々とともり、うっとりとするような景色だ。一里塚に励まされ、山中城跡での愉しいお昼に力を得て、何ヶ所かあった、急坂のくだりも慎重にクリア―する。
 参加者の持つ万歩計で三万歩を数えた今回の歴史街道歩きも、熱海の「駅前温泉」での一浴と渇いた喉にしみるビールの乾杯の下山行で、無事しめくくられ、皆、心満たされて新幹線の人となった。

T.記

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