S138 日光・奥鬼怒温泉郷:手白澤温泉
  
期   日:2025年9月27日(土) ~ 28日(日) 1泊2日
天    候:晴
参 加 者;19名
費  用:約26.300円 (浦和駅基準)
行  程:1日目 浦和7:19―(JR宇都宮線)―栗橋駅7:55/8:06―(東武日光線急行)―下今市駅9:10/9:23
          ―(東武鬼怒川線)―鬼怒川温泉駅9:47・・鬼怒川温泉駅バス停10:15=(日光市営バス)
          =女夫渕バス停11:50(昼食)/12:30・・奥鬼怒温泉郷入口・・八丁の湯14:20・・加仁湯手前
          ・・手白澤温泉 (泊) 15:30
     2日目 手白澤温泉8:30・・加仁湯・・日光澤温泉9:25・・加仁湯9:55・・八丁の湯・・女夫渕バス停12:10 (昼食)/12:45
          =(日光市営バス)=鬼怒川温泉駅バス停14:15・・鬼怒川温泉駅15:20 (解散)         
 
  1日目
 3年前、亡き先輩が企画・実施された山行を、今回、リーダーの呼びかけで再び辿ることになった。 参加者のうち、リーダーと私を含めて7名が再度の参加だった。晴れ男と評されるリーダーのおかげか、天候にも恵まれた。
 電車とバスを乗り継ぎ、約4時間半でバス停・女夫渕に到着。 東屋で全員そろって昼食をとった後、奥鬼怒遊歩道へ。急なアップダウンや落石注意の箇所もあったが、川のせせらぎが耳に心地よく、木漏れ日が揺れる道をゆっくりと気持ちよく歩いた。 八丁の湯で集合写真を撮影し、加仁湯を過ぎてすぐ、狭い階段を登ってブナ平への登山道へ。 急登があり、歩きごたえのある楽しいコースだった。ブナ平では熊が好んで食べるというブナの実の殻が地面一面に落ちており、秋の気配を少し感じた。 幸いにも熊に出会うこともなく、安心して歩くことができた。 予定通り、手白澤温泉に無事到着。看板犬の岳が元気そうな様子で、嬉しくなった。 川上犬の平均寿命は13歳ほどとされており、13歳の岳はまさに立派な後期高齢犬だ。 一息ついた後、秘湯・手白澤温泉の湯にゆっくりと浸かり、山行の疲れを癒やした。 夕食の席では、まず亡き先輩を偲び、皆で黙とうを捧げた。 地元の食材を使った料理は、山の中とは思えないほどの美味しさで、特にイワナの塩焼きは絶品だった。 部屋に戻ってからも、仲間とのお酒が自然と進み、和やかで楽しいひとときを過ごした。 夜中に入った露天風呂では、澄んだ空にいくつもの星が輝き、静かな感動に包まれた。
  2日目
 美味しい朝食をいただいた後、宿の前で看板犬・岳とともに集合写真を撮影した。 岳は私たちを先導して手白澤林道を歩き、ブナ平との分岐地点で立ち止まり、じっとこちらを見送ってくれた。 3年前には、加仁湯温泉まで私たちを先導し、そこで別れた後、さらに八丁の湯まで行って待っていてくれたことを思い出した。 いつまでも元気でいてほしいと改めて心から願った。
 加仁湯では一部のメンバーが待機し、希望者のみで鬼怒川沿いを進み日光澤温泉へ。鬼怒川の清流は速く、澄んで美しかった。 滝が見えるとすぐに鄙びた雰囲気の漂う日光澤温泉に到着。ここは、奥鬼怒湿原や尾瀬に向かう人がよく利用する宿のようだ。看板犬・サンボ君と再会できた。 皆で集合写真を撮影した後、加仁湯に戻って待機組と合流。八丁の湯へ向かい、看板犬・モコちゃんにも再会することができた。 女夫渕へ戻る道すがら、道端には色とりどりの花が咲いていた。同行者からダイモンジソウ、フジアザミなどの花の名前を教えてもらいながら歩いた。 3年前に道を間違えた場所にも差しかかり、当時の出来事を懐かしく思い出した。女夫渕バス停にはすでにバスが到着しており、荷物を席に置いてからベンチで昼食をとった。 鬼怒川温泉駅のバス停に到着すると、駅周辺にはSL大樹を一目見ようと集まった多くの人々で賑わっていた。駅の構内で解散となった。
 この山行を企画・実施してくださったリーダー、そしてご一緒いただいた皆様に感謝申し上げます。きっと、亡き先輩もこの山行を喜んでくれていることと思います。

(S  記)



1 鬼怒川公園駅からバスで1時間半、登山口に。
リーダーの行程説明後に登山開始!


2 登山口からいきなり急登! 聞いてないよぉー

3 しばらくしたら道は比較的穏やかに。まずは八丁の湯へ。

4 八丁の湯で記念写真。全員、余裕です。


5 手白沢温泉ヒュッテに到着! すぐに温泉へ!

6 硫黄の匂いがプンプン! いい温泉でしたー


7 夕食に出た「イワナの塩焼き」  んまかったー!

8 お酒も進みますー



9 こんないい温泉と、美味しい食事ができる場所に
連れてきてくれたリーダーに感謝!

10 手白沢温泉の看板犬「岳(ガク)君」。
夜中もここで番犬をしてくれている。


11 おー!朝ご飯にもイワナが! こちらは甘露煮。当然んまい。


12 岳君も入って記念写真。また来たくなる宿でしたー


13 写っていないけど、実は岳君が帰り道を先導中! 
かしこいねぇー


14 苔むした倒木を横目に、全員無事下山。
お疲れさまでしたぁ!

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