S134 湘南・高麗山から湘南平
  
期   日:2025年3月1日 (土)
天  候:快晴
参 加 者;4人
費  用:2,720円(休日お出かけパス)
コース  :浦和8:21高崎線国府津行=大磯9:54―旧木下家別邸―旧東海道松並木― 高来神社―高麗山168m
      ―八俵山160m―浅間山180.3m―湘南平 (高麗山公園)―湘南平新展望台―旧島崎藤村邸―大磯駅―浦和
      
 「明治政界の奥座敷」と言われていた大磯へ。まるで春本番のような陽気の中、世代を超えた仲良し4人組女子会風の我々は、10時に大磯駅を出発。まずは駅前洋館旧木下家別邸を外から眺め、まさしくここは要人たちに愛された地である事を強く印象づけた。
 見学後、国道1号線からやや左へ入ると旧東海道松並木が出現。江戸当時が偲ばれ、広重の絵の案内などを見ながら高来(たかく)神社に到着。高麗山への登山口は神社のすぐ裏手にあり、男坂と女坂を選べるが、男坂は事故多しとの事、女坂から登る。
 あまり展望のない樹林帯だが、時折木々の間から海が見え、涼しい風も吹いてくる。高麗山(こまやま)から八俵山(はっぴょうやま)へ抜けると浅間山(せんげんやま)へは穏やかな尾根道になる。早咲きの桜や水仙も見られ、とても気持ちの良い道だ。両側にシャガの葉が茂る小径も続く。浅間山の頂上にて昼食を摂り、湘南平(高麗山公園)へ。“長閑”とは斯くもこんな風景かなと思うような春霞に煙る富士と淡い色に輝く相模湾をテレビ塔や新展望台から飽くまでも眺め、善兵衛池方面へと下山。住宅地を抜け、再び東海道本線を潜り、最後に旧島崎藤村邸を見学。無料にも関わらず、当時の藤村の様子などを案内係の方が説明して下さる。敷地に隣接した小さな公園にて満開の桜の下、小休止をとり、大磯駅へと戻る。14時30分、解散となる。
 心がほんのり春色に染め返されたような山行だった。景色に、また同行された皆さんにも“感謝!”でありました。

(F  記)




1 JR大磯駅を出発


2 旧東海道松並木

3 高来神社に参拝して登山道へ

4 高麗山山頂(標高168m)

5 浅間山山頂(標高180.3m)

6 展望台から湘南平を見下ろす


7 カップル用のカメラスポットを借りて

8 霞んで見えにくいがドーンと大きな富士山

9 バックの建物は旧島崎藤村邸

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