2236 奥武蔵:高麗周辺オリエンテーリング
  
期   日:2025年10月5日(日)
天  候:曇
参 加 者;8人 
費  用:2,000円  
コ ー ス高麗駅9:47→高麗橋10:03→小瀬名分岐12:25→物見山12:40(昼食) 13:15→駒高13:35
      →日和田山14:05/14:20→高麗駅15:20
       
 今回の山行目的は「コンパスの使い方習得」ということなので、駅前で簡単な自己紹介の後シルバコンパスの使い方の説明から始まった。 ここでこのコンパスの名称ですが、「シルバー」と語尾を伸ばしてはいけない。 「シルバ」とはメーカー名であり、絶対に老人専用方位磁石という意味ではない。 ところでこのコンパス素人には正直いって難しい。慣れないとかえって迷子になってしまいそうというのが使用一回目の実感だ。 けれど、スマホの懇切丁寧な地図アプリが出現する前は皆、五万分の一とか二万五千分の一地図とにらめっこし格闘しながら現在位置や目的地を探し迷子になっていたのだ。 そんな懐かしい、そしてちょっぴり甘酸っぱい青春時代を思い出してしまった。電池切れ等でスマホが停止。GPSが何らかの影響で使えない。 そんな時、地図が正しく読めなかったら大ピンチだ。地図読みがきちんと出来るよう日頃から勉強しなければと今回あらためて思った。
 さて、駅を出てしばらく道路沿いに歩き高麗橋を過ぎ、集落の小道からいよいよ山道へ入り目印の看板を探すのだが、入口が分からない。 行ったり戻ったりでなかなか先へ進めない。時々こっそりスマホを出してアプリで現在位置を確認してしまう。けれどしばらくして気がついた。 今日のコースの前半部分は例のスマホのアプリでは表示されていないということが分かった。さすが我々がやることなど先刻承知のようだ。 アプリは「あんちょこ」にはならなかった。
 そんな長い格闘の末、やっとの事で「小瀬名分岐」にたどり着いた。初めてハイカーの姿を見る。 この時点で予定時間からだいぶ遅れている。昼食は「駒高」をあきらめ手前の「物見山」でとることになった。
 山頂は人が一杯でそれまでの静けさが嘘のようだ。昼食後「駒高」を通り、「日和田山」に向かう。 「日和田山」はなお混雑していて家族連れが多い。 ここから『ヒガンバナ』で真っ赤にそまった巾着田が見えるはずだったが、もう花が終わってしまったのか、今年は不作だったのか、緑色の芝生の広場としか見えなかった。
 山麓に降り立つと「彼岸花祭り」の最終日で屋台も沢山出ており観光客でごった返していた。 15:20高麗駅に到着し、解散となった。地図読みの大切さと難しさ。静寂と喧噪の二つを味わえた意義深い山行だった。

(K  記)




1 集合場所で本日のコース及びコンパスの使え方をリーダーから説明をうける。


2 コース最初のCPポイント(J)高麗村石器時代住居跡前で
オリエンテーングについて説明受ける。


3 整備された山道を縦列で歩く。

4 物見山山頂で秩父市街地を見ながらランチタイム。

5 物見山山頂で集合写真。

6 昼食後、下山開始。直に急なゴツゴツした岩を慎重に下りる。


7 コース上の日和田山に鎮座する「金刀比羅神社」。


8 高麗駅で解散、リーダーお疲れ様でした。

  €