S127 秩父巡礼巡り③ 1番四萬部寺から5番語歌堂
  
期   日:2024年12月8日(日) 
天  候:晴れ
参 加 者;13人
費  用:約3,500円(南浦和起点)
コース  :【行き】①南浦和6:38=新秋津6:58・・・秋津7:13=(西武池袋線準急)飯能7:54
          =(西武池袋線)西武秩父8:44/9:10西武バス(定峰行き)=栃谷9:32
          ②大宮6:52=熊谷7:32/7:48秩父鉄道=秩父9:00/9:17西武バス(定峰行き)= 栃谷9:32
      栃谷バス停―第一番四萬部寺10:05―第二番真福寺11:05―光明寺(第二番納経所)11:45―(昼食)
      ―第三番常泉寺―第四番金昌寺14:00―長興寺(第五番納経所)―第五番語歌堂15:10
      ―秩父駅15:54=熊谷17:00解散
 
  農村風景の中に現れ出た札所一番の門前宿「旅籠一番」。江戸時代にタイムスリップ。 四萬部寺は、平安時代四万部の経典を読経し供養のための経塚を築いたことに由来する。すべてが札所巡りの出発地点にふさわしく荘厳。リーダーもそれにふさわしくありたいとのことで、半袈裟を購入し、我がハイキングクラブも敬虔なお遍路さんに変身。急坂を登って真福寺に到着。さびしげな無人寺は、メンバーお手製の干し柿をいただき大騒ぎ、一気に賑わう。早春には桃が咲き、“桃源郷”と言われているらしい。本格的な冬到来。晴れ澄み渡った空、美しい山並みは絶景。下っていくと、気前のいいおばあちゃんが木から柚子を切ってメンバーにくれる。メンバーが切るのをお手伝いして柚子を次々ゲットし大喜び。 昼食は名物トマトラーメン。食べながら談笑していると、もう今日はこれでおしまいでもいいかなあって、ゆるい雰囲気になってくる。第三番常泉寺で、名工の龍の彫刻を鑑賞。第四番金昌寺は“石仏の寺”。浅間山噴火・大飢饉による犠牲者供養のために千体石仏を建立したことに由来。慈愛あふれる子育て観音を見ては優しい人になりたいと思い、門前の大わらじを見ては健脚になれますようにと祈る。バスの時間まで余裕があり、第五番語歌堂まで行こうと予定変更。ぴゅーぴゅ―北風が吹いてくる中の参拝。バスを待つよりは秩父駅まで歩こうとなり、秩父に詳しいサブリーダーの先導の下、本日一番の超猛スピードで真剣に歩く。間に合うかな?ギリギリセーフ。発車5分前に到着。ハイキングクラブの名に恥じない歩きでした!  先人たちが何百年と歩いてきた道を、大笑いしながら、よく食べ、よく歩き、満喫できました。
 リーダーをはじめ、御同行の皆様、ありがとうございました。次回がますます楽しみとなってきました。

(S  記)




1  秩父市栃谷バス停にてリーダーご挨拶後いざ出発


2  秩父観音巡礼第一番札所“四萬部寺”にて

3 第二番納経所に至る巡礼道にて取立てのゆずを頂く

4 第二番納経所“光明寺”。境内では静かに時は流れる。

5 “ちゃんこやぐら太鼓”の辛くて美味いラーメンをお昼に 頂く。

6 大わらじが懸けられた第四番金昌寺仁王門前にて


7 武甲山が正面に見える第五番長光寺迄足を延ばしました。

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