2141 狭山丘陵・トトロのふるさと8回目
  
期   日:2024年12月5日(木)
天  候:快晴
参 加 者;9人
費  用:約1,500円
コース  :南浦和8:23=8:44新秋津~秋津 8:54=9:04小手指/9:20バス一9:34荻原~屋敷林~都稲荷神社
      ~西久保の水田~雑木林広場~大矢戸湿地 ~緑の森案内所~八幡神社前の広場11:20<昼食>12:00
      ~比良の丘~金仙寺~早稲田大学南門~和光の森の石標~スポツト3案内板~常楽院
      ~芸術総合高校入口バス停14:20一小手指ー14:32=所沢=秋津(解散)
      
 新緑の季節からはじまったこのシリーズも、もう8 回を数える。30 年近く前、早稲田大学が所沢 キャンパスをここ、狭山丘陵へと発表したことで、 丘陵保全のための一大反対運動が起こり、結果、埼玉県、早大、保護団体の協議で、保全が始まった。宮崎俊監督の後押しもあり「トトロの森」取得が、ナショナルトラスト団体で進められ今は26 号地にまで広がっている。 今日はその「早大」キヤンパスをグルリとめぐるコースを歩く。
 空は青。蒼でもなく藍でもなく、青。高層には巻雲がわずかにたなびくだけの、絶好のウォーキング日和。 静かな民家の屋敷林のあたりを歩き始め、とりどりに黄葉した雑木林の小道を行くと、カサカサと落ち葉 の音が耳に心地よい。かっては田んぽであったろう谷戸も今は湿地にかえって、さまざまに植物が生い茂り、昆虫や小動物の良い住みかとなっているのだろう。 ときどき出会う土地の方は、気さくに話しかけてくれ、保育園の避難訓練中、という可愛らしいこどもたちにも出あった。 」丘陵とはいえ、急な木の階段や落ち葉で滑る下りもあり、なかなか気が抜けない。 トトロならぬトコロ(所沢なので)のいる、八幡神社の銀杏の落ち葉が、惜しげもなく敷き詰められた豪華な黄金の絨毯の原っぱで、お昼。 広大な雑木林は心洗われるところだが、しっかりと「萌芽更新」されているところ、クマザサに覆われた、かっての植林地ような林もあり緑地の維持の困難さが思われた。 帰路はやっぱり、猫バスに乗りたかったが、我々は歳を重ねすぎたので、おとなしく、西武バスで小手指の駅へ向かった。よいー日だったなあ。 

(T  記)




1 屋敷林入口付近


2 雑木林広場 (リーダーが見つけた三等三角点は樹木の根元に)

3 周回道は紅葉が丁度見頃

4 トトロの広場で集合写真

5 トトロの広場で集合写真 (足元はイチョウの絨毯)

6 八幡神社


7 チョウゲンボウ 緑豊かな自然環境ならではの生息 

8 比良の丘辺りで 前方に見える紅葉の丘を目指す


9 道標 右下の東村山駅を起点に神社、仏閣、ダム、資料館等を
時計回りに彼方此方訪ね歩き8回目で現在地
残りは3回よく歩きました。


10 趣向を凝らした掲示板の前で一息

11 トトロの掲示板

12 早稲田大学構内を行く バス停は程近い

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