期 日:2024年7月3日(水)~6日(土) 3泊4日 参 加 者;8人 費 用:約100,000円 (航空券+宿泊代+レンタカー・ガソリン代) コ ー ス:7月3日(水) 羽田10:55(JAL553)―旭川空港12:35―(レンタカー)―トムラウシ温泉東大雪荘16:50着(泊) 7月4日(木) (往路)東大雪荘4:00発—短縮コース登山口4:30発 温泉コース分岐4:50—カムイ天井5:40 —コマドリ沢分岐7:20 前トム平8:30—トムラウシ公園8:00—トムラウシ分岐10;05 —トムラウシ頂上10:30 (復路) 下山開始11:05―前トム平12:50―コマドリ沢分岐13:40―カムイ天井15:30 ―登山口駐車場17:15―東大雪荘17:35 7月5日(金) (往路) 東大雪荘7:00発―吹上温泉(登山口)8:30発―雲の平分岐9:30―昭和噴火口10:20 ―十勝岳山頂12:30 (復路)下山開始12:50―昭和噴火口13:40―雲の平分岐15:30―吹上温泉16:20 ―カミホロ荘16:50 7月6日(土) カミホロ荘8:30発―四季彩の丘9:00―ラーメン村 11:20―旭山動物園12:15―万葉の湯15:30 ― 旭川空港18:00着―万葉の湯(泊) 7月3日(水)定刻よりやや遅れての出発となり、予定時刻より少々遅延。旭川空港到着後レンタカーで移動、北海道ならではの景色を楽しみながら宿泊施設のトムラウシ温泉東大雪荘へ16:50着、鹿肉のしゃぶしゃぶがメインメニューの夕食を頂き、温泉にほどよく浸り明日の登山に備えて早めの就寝。 7月4日(木)早朝(4:30)のスタート地点では個人や団体ツアーと多くの登山者ですでに賑わっている、お天気上々登山日和の中でスタート出来る幸いを感謝。 トムラウシはアイヌ語で「花の多いところ」または「水垢の多いところ」を意味するらしい、トムラウシと聞くとどうしても、2009年の悲惨な遭難事故を思い浮かべてしまう。 幸いお天気、気温ともに好条件の中、緊張感をもってのスタートとなる。水の量は3~4ℓリュックがズシリと重い、初めは平坦な道が続き軽いウオーミングアップ。 次第にアッププダウンを繰り返し、そして長い長い登りが続く。時折可憐なお花(チングルマ・キンポウゲ・ウコンウツギ・ナナカマド・キバナシャクナゲ・ハクサンイチゲ等々)にほっと癒され、ナキウサギのお出迎えに遭遇し足が止まり、山中に広がる公園では奇岩と沼、花々の自然の織りなす景観に感動、しっかりと目に焼き付ける。山頂直下のゴツゴツ岩を登り詰めるとトムラウシの標識があり遂に 「やったー!」 中には思わず標識に抱きつく人も、その気持ち分からないでもない。 頂上は幸いにも比較的余裕があり ゆっくりエネルギー補給しながら景色を堪能。(明日登る十勝岳の雄姿を臨む)ツアー客が到着前に下山開始。 復路も往路同様アップダウンの連続に気を引き締めて歩を進める、途中コース分岐で間違えるも即引き返してほぼ予定の時間に無事到着。休憩時間を含め12時間良く歩いた。 皆さん夕食時の乾杯は喉を潤し疲れた身体にしみわたってさぞや美味しかった事でしょう。 (飲めない2人も冷たいお水で乾杯) 7月5日(金)吹上温泉登山口スタート(8:30)。九条武子歌碑を過ぎ小さな渡渉。松林をくぐり抜け山道沿いにエゾイソツツジ・エゾツガザクラ・シラタマノキの可愛い草花を愛でながら小一時間程進むと火山特有のガレ場となり歩きにくい。山全体が活火山独特の赤茶けた所と黒い地肌の様相を呈し、まだ所々残雪に覆われている部分も見える。火山灰・火山礫の山道が続き細心の注意を払いつつ登る事約4時間、12:30十勝岳山頂到着。山頂は風が強く寒さを感じて集合写真撮影後直ぐに下山開始。下りがまたザレザレの危険極まりなく転倒したら大怪我は必至、慎重に慎重を重ねての下山となる。16:20無事下山。カミホロ荘の食事は地元産食材をふんだんに利用し美味、勿論温泉もgood。蛇足ながら無料で飲める(ビール、サワー、コーヒー)食べる(プチケーキ、おつまみ、お菓子等々)のおもてなしの寛ぎスペースがありカミホロ荘なかなかの宿泊施設、お勧め。 また、車で移動中鹿が道路に出てきて前を走ったり、キツネや子鹿も道路脇に立ってこちらを見たり北海道らしい光景にも出会い、ラッキー!! 7月6日(土)お天気不良の為旭岳山行中止の決定により観光へ変更となる。 8:30カミホロ荘を後にして先ずは四季彩の丘へ、広大な敷地に様々なお花が整然と植生され正に花の絨毯を敷き詰めた景色は圧巻、曇天の中お花の名前を確認しながらゆっくりと散策する。昼食は旭川ラーメンに舌鼓、その後旭山動物園へ、傘が必須のお天気となる。 それぞれの動物の動きをいかに楽しんで見学出来るか一つ一つの施設が工夫して設計されており十分に楽しめた。15:00雨足が強くなり退園後万葉の湯へ、温泉でゆっくり休んで空港へ18:00に着。夕食の最中に羽田空港雷により欠航のアナウンスが流れる。 結局明日の便へ変更せざるを得ないという事で手続きするも、かなりの時間を要しギリギリのところで全員翌日の便を予約、時間はまちまちだったものの一日遅れて皆さん全員帰られる事で一安心する。宿泊施設も容易に見つからず万葉の湯へ戻りリクライニング簡易ベッドでの一夜を過ごす。 最終日の帰路便欠航というハプニング付きでしたが、お天気に恵まれトムラウシ・十勝岳2座を登頂出来達成感100%厳しくも楽しい満足の山行でした。 途中ノロノロと亀歩きになり遅れがちになっても励ましていただき登頂できました。 リーダー・参加者の皆様本当にありがとうございました。 (H 記) |
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