2084 日本海沿岸:若狭・丹後・但馬の海辺
  
期   日:2024年6月3日〜6日 
参 加 者;9人
費  用:78,500円 ((交通費、宿泊代等)
コ ー ス:6月3日(月)
      大宮7:43=敦賀10:28/11:18=上中12:08/12:15=(バス)=新道口12:40ー熊川宿散策・昼食
      ー若狭熊川 宿14:13=(バス)=小浜14:45ー小浜西組散策ー小浜若杉末広亭17:30
     6月4日(火)
      若杉末広亭8:20ー小浜8:58=東舞鶴9:44/9:45=西舞鶴10:37=天橋立駅11:27ー智恩寺(文殊堂)
      ・白砂青松の砂州・昼食・元伊勢籠神社ーリフト・ケーブル乗り場13:15=(リフト)=リフト上
      ー天橋立傘松公園散策・股覗きーリフト乗り場上=(リフト)=天橋立ケーブル下16:44=(バス)
      =伊根17:15ー与謝荘17:30
     6月5日(水)
      与謝荘9:30ー伊根舟屋散策・昼食ー伊根13:30=(バス)=天橋立14:40/15:21=豊岡16:36/17:29
      =城崎温泉17:40ーしののめ荘17:50
     6月6日(木) しののめ荘9:00ー外湯巡り・城崎温泉散策ー城崎温泉11:40=玄武洞11:45/11:55
      =(渡し舟)=玄武洞公園12:00ー柱状節理見学・昼食ー渡し舟乗り場13:45=(渡し舟)
      =玄武洞13:50/14:02=城崎温泉14:05/ 14:35=京都17:06解散

 この山行は、Nさんが闘病中に作成した案を基に、リーダー・サブリーダーがその思いを引き継ぎ、周到に準備し、実施してくださった努力のたまものです。 「Nさんありがとう」のカードを手に、感謝を込めて記念写真を何度も撮り、事あるごとにNさんを懐かしみました。 3人のおかげで、広範囲の移動を伴う行きづらい地をインバウンドが押し寄せる前に訪れ、古き良き日本の風情を堪能できました。

 1日目(6月3日)曇り   
 まず、敦賀から鯖街道沿いの重要伝統的建造物群保存地区である熊川宿を、人気のない静けさの中、のんびり散策しました。 その後、鯖街道の起点であり、北前船の交易で栄えた小浜に移動。氣比神社へ行った後発隊3名がここで合流。 ガイドさんの案内で、同様に保存地区となっている小浜西組を巡りました。 ベンガラ格子の町家、茶屋町、井戸のマーク、身代わり申(てるてる坊主の家族が連なったような愛らしい災忌除け吊るし)、人魚伝説などの説明を聞きながら、明治初期にタイムスリップしました。 夕食の新鮮な刺し身は美味でした。
 2日目 (6月4日)晴れ
 天橋立へ昼頃到着。智恩寺で小型扇子のおみくじが松に付けられ可愛く揺れているのを見て、2キロの白砂の砂州を風雪を感じさせる重厚な松を見ながら歩きました。 豊受大神と天照大神がここから伊勢に移されたと伝わる、どっしりとした趣のある元伊勢籠神社を通り、リフトで傘松公園へ上がりました。上から眺める天橋立はやはり日本三景に相応しいものでした。 でも、楽しみにしていた股覗きでは、どう見ても天地はひっくり返りませんでした。その後、舟屋のある伊根に移動。魚づくしの夕食は、「ああ参加してよかった!」と思う美味しさでした。
 3日目(6月5日)  
 与謝荘の女将さんの流暢な関西弁のガイドで伊那町の歴史を聞きながら、 海上タクシーに乗り伊根湾めぐりで対岸に建ち並ぶ伝統的な民家の舟屋の 説明を聞き、伊勢湾は日本3大鯖漁港として有名で、 プランクトン等の魚の餌が豊富でクジラ、ぶり、さば、ぶり、鯛、いわし等の鮮魚の漁獲量が豊富で、京都の食卓の7割は伊根湾の鮮魚が運ばれて居るそうです。 遊覧時間は1時間位で、船から降り与謝荘の離の昔の舟屋を見学し、伊根町街の需要伝統的 建造物群等保存地区の舟屋を始め、道の両側に建ち並ぶ建物の説明聞いた後、 伊根湾に面したレストランの庭先で潮風に当たりながら昼飯を食べ、バスで 天橋立駅へ行き、列車で城崎温泉駅に着き、 温泉組合送迎バスで「しののめ荘」に着き、今夜も新鮮な魚料理を堪能した
 4日目(6月6日)  
 朝食前に有志のみ城崎温泉名物の外湯に宿の浴衣をはおり籠さげて、 ゆったりと朝風呂に入り8時から朝食を食べ11時半まで自由行動で、城崎麦わら 細工伝承館、城崎文芸館等の温泉街を各自散策し、 11時40分発の電車で玄武洞駅に直ぐに着き、渡し船で対岸の玄武洞公園に向かう。 この玄武洞公園の六角形に割れ、積み重った石柱が創り出す圧巻の風景に見とれながら公園を一周し、 渡し船場上の玄武洞会館で昼飯のオ-ダ-を待って 居たら、会館の裏から対岸の森まで特別天然記念物のコウノトリが飛んでいる姿を幸運にも見る事が出来た。 玄武洞駅から城崎温泉駅へ引き返し、当駅から 特急列車で京都駅に着き、4日間の山行を当駅で解散した。 今回の山行は北陸日本海沿岸の絶景と新鮮な魚料理を堪能でき、リ-ダ-、サブリーダー の企画計画に、参加者一同心から感謝御礼申し上げます。

(H&O  記)





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6月3日(月) 1日目 若狭・小浜
熊川宿到着。涼風の中歩き出す。 ここは鯖街道なのだ。
「京は遠くも十八里」
若狭と近江の国堺の番所。
宿場内に残るのは珍しいとのこと。
平日のせいか、シーンとしていて、
時代劇の撮影中のよう....。
小浜。明治期創設の舞台に
上がらせてもらって、はしゃいでいる?
小浜西組の三丁町。繁栄期を
忍ばせるお茶屋さん建物が美しい。
ガイドさんの案内でゆったり散策。 「Nさんありがとう」第1弾。
6月4日(火)2日目 天橋立
「京都丹後鉄道」に乗って、
はるばる来たぜ、天橋立。
まずは、日本三大文殊の知恩寺で、
知恵を授かろう! もう、遅い?
多宝塔の脇から、橋立の砂嘴を
歩き始める。
まだお昼前なので、元気な面々。
 
 
 
 
砂嘴で頑張る、老いた松。
我々も頑張る!
「Nさんありがとう」第2弾。
風が強いな~。
わ~い、お昼だ。捌きたての
鯵の天ぷらをふ~ふ~食べる。
傘松公園に行く前に「丹後一の宮籠
神社」の茅の輪くぐりで、厄落とし。
頂上へはらくちんリフトで。 おお、絶景かな、絶景かな。 これを経験しなくては。一番
絵になるメンバーで、代表撮影!
皆な、股覗きを終え、満足の笑顔で。
6月5日(水)3日目 伊根
やっと来ましたよ、久恋の伊根。
夕景が心に沁みるね~。
早朝。伊根湾の小さな漁港は
船の到着で活気づく。
「は~い、鯛だよ~」
大きいぞ~。 小魚は、ざざっと氷の箱へ。
伊根に砂浜が無いのがよくわかる
高みからの風景。
伊根湾はいつも静かだ。 宿の裏手で、ご機嫌スナップ。 素敵にデザインされた宿のベランダ。
それを引き立てる仲間?!
宿の女将のガイドで、伊根湾巡りは
水上タクシー。ちなみにドライバー?は
京都から移住してきたとか。
明治期に建てられたという、
舟屋のたたずまいをよく残す二軒。
ボートに群がるユリカモメ。
カッパえびせんで釣っているのだ。
今はもう船はないが、
その構造がよくわかる。
 
舟屋の屋内。見事な設らえだ。 女将のガイド、絶好調! ほんとに、ほんとに
「Nさんありがとう」
6月6日(木)4日目 城崎温泉
掘割に柳。「城崎にて」を、
読み直してみようか...。
灯ともし頃の温泉街。 我々も浴衣で下駄の音をカラコロ、
カラコロさせて外湯巡りに。
外国の人にも人気のある外湯
「御殿の湯」は、暖かな光に
あふれていた。
早朝の温泉街。集団登校の小学生と
外湯めぐりの観光客の取り合わせが、
らしい ね。
メイン通りから奥に外れると、また
、雰囲気がガラリとかわる。
温泉寺近くの源泉の噴出する
ところか?
午後は温泉街を離れて、
円山川を渡し舟で渡る。
行く先は、玄武洞。160万年前の
噴火でできた、柱状節理の岩山だ。
ここでもガイドさんの名調子で、
地学の勉強も!
四日間、楽しんだぞ~。


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