2082 日光:赤薙山 
  
期   日:2024年6月8日(土)
天  候:晴れのち曇り
参 加 者;10人
費  用:約5,000円
コース  :大宮6:34=栗橋7:03/07=東武日光8:18/(タクシー)8:25-霧降高原駐車場 8:50/9:04
      -小丸山9:35-赤薙山10:52(昼食)/11:25-丸山分岐12:30-丸山12:45
      -霧降高原14:05/(バス)15:09=東武日光駅15:40/16:03=栗橋 17:38(解散)
      
  梅雨間近、東武日光駅に新会員2名を含む10名が集合。タクシーに分乗し登山口の霧降高原レストハウスに到着。リーダーからのコース説明、自己紹介後出発となった。登山口からいきなり「天空回廊」と呼ばれる1,445段の木製の階段が上方に一直線に延びている。段数を聞いただけでひるんでしまうが、段差はやや低く、100段ごとに表示があり登りを後押ししてくれる。途中の階段脇には「ニッコウキスゲ」が一輪ぽつんと咲いており、少し離れて「レンゲツツジ」も見える。階段を登りきったところは平らなキスゲ平、眼下のパノラマが絶景だった。
 小丸山を経て赤薙山に向かう。登山道は、腰高もある灌木に挟まれた道、大きな岩場、深くえぐられた木の根道、朽ちかけた木の階段と難コースが続く。  それでも、クマザサの斜面を這って下から吹き上げてくる涼しい風、鳥の声に癒されながらひたすら登る。週末とあって多くの若者やシニアのグループ、家族連れと出会う。
 やがて、本日、最難所と思われる急登を経て赤薙山頂(2,010m)にたどり着く。頂上から霧に煙る女峰山を仰ぎ、平らな場所を確保して早めの昼食となった。
 ここから丸山分岐まで下り、また丸山へと登っていく。白樺林から木道、灌木の間を縫って登り山頂(1,689m)に到着。集合写真撮影、休憩後下りにかかる。
 中腹の白樺林が連なる地帯を抜けるとクマザサの斜面が広がる八平ケ原に出る。この先の下りには湿気のこもる林と苔むす大きな石の転がる沢が待っていた。 足元が悪いため、疲労がたまった足が滑らないよう慎重に歩を進めながら、終点の丸山トレッキングコース入口に到着した。
 リーダー曰く、「今日はコース設定タイムぴったり」とのこと。リーダーの統率と参加者全員の頑張りに拍手! レストハウスからはバス、東武日光駅から各停で栗橋駅に到着、解散となった。
 今回の山行は天候に恵まれ、階段や急登と足元の悪い上り下りなどバリエーションの多 いコースではあったが、高原の清々しさを十分に堪能できた楽しい一日となった。

(K  記)




1  霧降高原レストハウス 本日の起点・終点となる


2 いきなり1,445段の木製階段を上る

3 階段前方のレンゲツツジがあざやか

4 階段を登り切り、振り返るとすばらしいパノラマが広がる

5 小丸山 これから赤薙山へ

6 大きな岩石も転がる道を進む


7 可憐なシロヤシオがお出迎え


8 赤薙山頂で集合写真


9 分岐に下りこれから丸山山頂を目指す


10 丸山山頂で集合写真


11 八平ケ原のクマザサの茂る湿原


12 苔の付いた岩が転がる沢を下る

13 終点、レストハウス脇の丸山トレッキングコース入口に到着

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