期 日:2024年6月2日(日)~6日(木) 4泊5日 約八ヶ月掛け実行に至ったプロジェクット山行、航空券の取得からレンタカーの手配など、 お手伝いを頂き実行できました。台風一過の晴天に恵まれ、満開のミヤマキリシマを 愛でることができました。 行き 6/2 羽田空港8:00熊本空港9:45 帰り 6/6 大分空港17:15 羽田空港 18:50 参 加 者;19人 費 用:総経費93,545円 (飛行機代も含む) 行 程:1日目 6/2(日) 行程 6/2 阿蘇山 南岳へ 行動時間 2:00 コースタイム 古坊中登山口13:00―皿山の肩13:36~13:42南岳の途中で引き返す14:15 皿山の肩14:55古坊登山口15:02 数日前に中岳で小噴火が有ったため登山口に行くまでルートを決められずにいました。噴火口を見るバスは中止に成っていたが、皿山経由で予定の登山口から入ることが出来た。出発が遅くなったので14:30で行けるところまで行くことにした。阿蘇山という山は無く阿蘇5岳が正しい。根子岳 高岳 中岳 烏帽子岳 杵島岳などの総称です。関東には見られない荒涼とした風景。那須の茶臼岳などは比べられない程の荒々しさ。 6/3 祖母山 1756m 行動時間 7:53 コースタイム 神原登山口7;00―5合目小屋(実際は1合目)7:33/7:44国観峠9:40/9:59 祖母山山頂10:40/11:37(昼食)祖母山9合目小屋11:44/11:56国観峠12:26/12:36 五合目小屋14:24/14:28 神原登山口着15:00 日本100名山の一つで大分県を代表する山である。深田久弥氏によれば人を引きつけるような、際だった山容では無いが不易の命を持つ山と述べている。確かにミズナラやヒメシャラやブナの大木が山頂近くまで茂り黒々とした山容。登山口からは、神原渓谷の小滝が続く平坦な登山道を歩く。五合目小屋からは登りやすい木道を過ぎると、展望の無い樹林帯に突入する。歩きやすい柔らかな落ち葉の登山道は間もなく巨大林と大岩に付けられている急登の道に誘われる。この急登は国観峠まで続く。国観峠は平坦な草原。山頂までは、ヒメシャラの林。40分程で山頂に到着。山頂は祖母傾、阿蘇、九重などの大展望。今回初めて見るミヤマキリシマに皆大感激。良い調子で登ったので、長めの昼食タイム。ここからは9合目避難小屋を経由して来た道を下山する。9合目小屋の近くにタイサン木の花が咲いているかと期待したが見つけられなかった。無事下山して、観光した組と合流した。観光組は宮崎県高千穂町にある天岩戸を観にいてきたとのこと。中々神秘的だったようだ。 6/4久住山 1787m 行動時間7:15 コースタイム 牧の戸峠登山口8:25沓掛山8:54/9:08扇ヶ鼻10:32/10:50久住別れ11:44/12:08 (昼食)久住山12:39/13:06久住別れ経由して法華院温泉15:34着 1964年に開通したやまなみハイウエイを通り、牧の戸峠に到着するが下山時のために車を、1台長者原登山口に移動する。今朝は、雲の中に居るので肌寒い、牧の戸峠から暫くはアスファルトの道を行く。間もなく沓掛山。ここからは大岩のステップと木の階段。暫く進むと扇ヶ鼻の分岐。ここから見える、扇の鼻の山頂全体がピンクに染まっていて、予定には無かったが大した時間が係らないので登ることにした。分岐に戻り久住山を目指す。途中、中学生集団登山に会った。降りて窪地の久住別れで昼食。トイレもある。久住山への道は石ころだらけの歩きにくい道。今回2個目の100名山登頂。記念写真を撮って下山、法華院温泉に向かう。久住別れからの下山道が今回の一番の難路だった。大岩の下り。3点確保の技術が必要。下りきると北千里浜。そこから更に下って法華院温泉山荘に着 6/5大船山から長者原 1786m 行動時間9:00 コースタイム 法華院温泉山荘7:00坊がツル7:11/7:21段原8:50北大船山9:12/9:27大船山避難小屋 9:40大船山9:56/10;43大船山避難小屋10:58/1100坊がツル避難小屋13:03 雨が池越え14:04/14:09長者原登山口16:00 坊がツルキャンプ場を通り大船山の向かう。この辺りの登山道は真っ暗で分かりにくい上、枝分かれして迷いやすい。皆でFを探しながら歩を進める。だんだんと木々の背丈が低くなると山頂が見えてきてパっと開けると段原にでる。ここから北大船に向かう。ここもミヤマキリシマの凄い群生。ピンクの花の中を少女の様に想い思いのポーズで写真撮影。戻って山頂に向かう。山頂直下の、難度の高い岩場を越えて大船山に到着。硫黄山の煙が真っ直ぐに伸びている晴れが続く証だ。充分に展望を楽しんで下山する。今日は長者原まで長い。来た道を下山。かえりの登山道は日が差しているのか何事も無く下山した。雨が池越えの登山道はアップダウンの連続。雨が池を越えた所に1本のタイサンボクの木があり観ることができた。長者原は湿原の中にある素敵な登山口だった。 6/6 由布岳(1583m) 行動時間6:00 コースタイム 正面登山口8:24由布岳肩11:14東峰11:29/11:36由布岳肩11:36/12:06 (昼食)正面登山口14:10 由布岳は豊後富士の別名を持つキリリとした双耳峰の峰のトロイデ型火山。湯布院のシンボルであり、眺めてよし登ってよしのふるさと富士だそうだ。カエデやリョウブやミズナラの樹林帯を進むと合野越に着く。ここからはジグザグに切った優しい道に変わる。南側に付けられた登山道は眼下に庭園の様な風景を見せながら登らせてくれる。やがて、傾斜の強い登りとなり、ひと登りで由布岳の肩に着く。東峰と西峰に分かれる場所だ。ここに荷物を置いて東峰に向かう。皆、最後の山の頂での写真撮影。5日間歩きどうした山行の締めくくりの美しい由布岳。時間を気にしながらの下山となった。 (O 記) |
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