2055 奥多摩:六ツ石山
  
期   日:2024年4月13日(土)
天  候:晴
参 加 者;10人
費  用:約3,000円
コース  :南浦和(6:57)⇒西国分寺(7:25/30)⇒青梅(8:17/24)⇒奥多摩駅(9:06/30)バス→水根(9:43)
      水根(9:48)→六ツ石山登山(10:15 )→祠(11:30)→六ツ石山頂(12:35/13:00)昼食
      →三の木戸山分岐(13:46)→稲荷神社(15:00)奥多摩駅(15:42)
      
 登山口から見上げる山の斜面は、柔らかに芽吹き始めた木々の中に点々と山桜か春景色がひろがり、今日も良い山歩きの予感をさせる。六ツ石山は、雲取山から奥多摩駅付近迄伸びる長大な石尾根上にある。
 水根から六ツ石山への尾根は奥多摩三大急登の一つとなっている。何れ程の急登かしらと国土地理院の地図計測機能でザックリ計算してみる。六ツ石山の標高は1778.8m、水根の標高は500m、距離3640m,勾配26%である。勾配26%は山ではどうなのか。六ツ石山への登山道は最初から急登である。真っ直ぐ伸びる美しい桧林の中、九十九折の登山道は、桧落ち葉と枝打ちした細枝に埋もれているが歩き難いほどではない。暫くは植林地の中で単調な景色。ひたすら続く急登でアキレス腱が伸びっぱなし状態である。景色の見えない勾配26%はやはりきつく感じるものであるが、列後方はお喋りが絶えず聞こえて余裕の歩きの様子。小さな祠を過ぎた辺りから勾配は今迄以上にきつくなり、直登且つ急登の登山道は防火帯の尾根にでるまで続く。広い防火帯に出るとアップダウンはあるが勾配は緩やかになリ水根との分岐を右に見送り20分程で六ツ石山山頂へでる。
 山頂は広く、西側が僅かに開けて鷹の巣山がみえ、南東の木々の間からは御前山もみえる。鶯の声をBGMに広い頂上では温々とした陽射しの中三々五々昼食休憩をとる。
 下山は石尾根を歩く。防火帯は広々として気持ち良い。この辺りの植生は落葉広葉樹林で木々の芽吹きは遠目には煙っているようにも見え、山桜は今を盛りと咲き美しい。それに三つ葉ツツジのアマランスは鮮やかな彩りを添える。雲取方面は畳々と続く山並み。六ツ石山は急登だけではない素敵な山の印象で「山笑う」そんな時期も近い事を感じる。その後、石尾根から分かれ激下り後、三の木戸山分岐、稲荷神社を経由し、全員無事にゴールの奥多摩駅に到着。
 リーダー、同行者の皆様楽しい山行をありがとうございました。

(H  記)




1 水根のバス停で身仕度


2 この様な急登が延々と続く

3 やっと出た広場でつかの間の休憩

4 祠には手つかずのワインも

5 頂上まじか開けた尾根を行く

6 頂上にて


7 下山口が近づきほっとして皆笑顔に


8 桜と多摩湖の美しいコラボ.


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