富士山西方(身延山・長者ケ岳等) 期 日:2024年4月6日(土)~7日(日)1泊2日 貸切バス利用 天 候:晴 参 加 者;Aコース23名/(20名)Bコース18名/(21名)計41人 費 用:19,000円 (貸切バス、宿泊、ロープウェイ等) コース :(4/6)上尾西口7:25=(貸切バス)=桶川北本IC(圏央道・中央道)=早川IC=身延山久遠寺10:30 =駐車場10:50 【Aコース】11:20(ロープウェイ)=身延山山頂11:30/11:50-大光坊13:00-本堂13:50-駐車場14:30、 【Bコース】11:30(ロープウェイ)身延山奥の院駅11:40ー身延山山頂12:00―奥の院駅(ロープウェイ) ―久遠寺12:20―(男坂)―山門12:40―(門前町・昼食)―せいしん駐車場14:30、 (4/7)宿泊先8:00=田貫湖南駐車場8:20 【Aコース】―休暇村―分岐9:50-長者ケ岳11:05/11:30-登山口13:05-13:20合流、 【Bコース】田貫湖10:00=白糸の滝10:15/11:00=道の駅朝霧高原11:30(昼食)12:30 =田貫湖駐車場、 合流後出発13:20=富士宮浅間大社14:05/14:45=富士IC=(第二東名・圏央道) =桶川北本IC=上尾駅18:00 Aコース(1日め) 山頂1153m奥之院思親閣をスタートし、雲が少しかかった富士山にまずはご挨拶してから、傾斜の厳しい参道を下っていく。杉やヒノキの木立の中、700年の歴史を持つ聖地の雰囲気を感じる。日蓮上人は9年間風雨を厭わず山頂へ登ったとか。30年の歴史を持つ我々も、創立当時は血気盛ん、そして、今は静かに山を味わう心境に至る。一番の楽しさは、和気あいあいのおしゃべり。眼下に富士川を眺め、見事に咲き誇る桜と一緒に記念撮影。5㎞の行程の終盤は菩提梯287段の石の階段で、急勾配を本日最も細心の注意を払って下る。日本三大一つに数えられる山門は荘厳そのもの。歴史的な寺院と満開の桜を味わえた今日の山行に感謝。今日は下りばかりで、疲れを感じませんでした。この時はこう思ったのですが…… Aコース(2日め) 起きると太腿のあたりに疲れを感じる。下山って、筋肉使うんですね。晴れて素晴らしい姿を現わした富士山に歓声が上がる。登り始める時は、花粉で空が霞んでいる。マスクをするが、急登の連続で、あまりの息苦しさでマスクを外す。東海自然歩道合流地点で小休止、美しい田貫湖を眼下に眺めて気分転換。ここから80分2.2㎞、「えーまだそんなにあるの!」。尾根道に出て平坦部になりほっとする。ところが、また登り。どこからだろう?パラグライダーが悠々と飛んで来る。雄大な大自然の下、手を振ってくれるパラグライダーもあり励まされる。「あと30分で山頂」とサブリーダーが教えてくれる。最後のひと踏ん張り。あの坂を登れば頂か?あれ?違う。ガクリ!ここを登りきればと期待する。登りきると更に先が見えて心が折れました。これが最後か、もう限界、やっと到着。1335.7m、標高差700m、最後の30分きつかった。 「どうしてこんな苦しいことをするの?」と問う。一人では登れない。リーダーが綿密に計画を立ててくださる。可憐な花に心躍らせる。経験豊富な人、冗談を言う人、絵心のある人、気が合う人と共有する時間は貴重な宝物。昨夜の宴会では宿の人を困らせました。「もうお酒ありませんよ」お手上げです。60歳以上の集団がこんなに元気に飲む人たちとは、普通では想像できません。皆さん、今、この時を満喫しています。記念行事委員の方、ご参加くださった皆さんに感謝です。 (S 記) Bコース(1日め)「なんで若いあなたがBコースなのぉ!」と諸先輩からイジられつつ、ヘタれ新人のレッテルを貼られた私は、身延山・久遠寺せいしん駐車場の斜行エレベータに乗り込んだ。この斜行エレベータは駐車場と久遠寺境内を結ぶ短いエレベータで、すぐに久遠寺に到着。ここからは身延山ロープウェイで高低差763mを7分で上る。ここ(山頂)まではAコースの方々と一緒なのだが、Aコースはここから奥の院参道を約2時間かけて下り、我々Bコースは展望台と思親閣付近を散策後、再び身延山ロープウェイで久遠寺に下りる。残念ながら雲があって展望台からは富士山を望めなかったが、思親閣近隣に林立する杉の木には荘厳な雰囲気があり、パワースポットの趣きを存分に楽しめた。ロープウェイで久遠寺まで下りたBコースの面々は、五重塔や本堂、満開になったしだれ桜を堪能。久遠寺は750年の歴史を持つ由緒ある寺で建物も壮大だが、満開の桜を楽しめるのはこの時期だけだ。幸い境内は混雑していなかったので、皆さん記念写真を取り放題であった。ここからは急な男坂を、滑落の危険と戦いつつ三門まで下る。Bコースだってけっこう大変なのだ。その後、三門の前にある門前町で昼食。山梨名物のほうとうや身延名物のゆば定食などが選択肢となったが、比較的空いていた食堂で「しいたけ丼」をいただいた(一部の方は湯葉椎茸そば)。秘伝のタレで煮込まれたしいたけ丼は身延名物だそうで、お値段も安く美味!お腹がふくれたBコースの面々は、せいしん駐車場で再びAコースと合流し宿に向かったのであった。 Bコース(2日め) 「なんで若いあなたが今日もBコースなのぉ!」と諸先輩からイジられつつ、ヘタれ新人のレッテルを2枚貼られた私は、田貫湖に到着した。田貫湖は富士宮市にある周囲4kmの湖で、我々Bコースは田貫湖周辺を散策し、Aコースはここから長者ヶ岳(1335m)を上る。Aコースと分かれたBコースの面々は、まず田貫湖を1周すべく周遊路を歩き始めたが、なんと工事中で通行止めの区間があり1周できない。今日は雲の晴れ間に富士山が顔を出し、湖面に映った逆さ富士などを楽しめたのだが、なんとも残念。仕方ないので、早々にバスで次の目的地である白糸の滝に向かう。白糸の滝といえば軽井沢にも同名の滝があるのでそれを想像していたのだが、こちらは高さ25mから富士山の雪解け水が落ちる勇壮なもの。幅も150mある湾曲した滝で、滝壺からはマイナスイオンが飛びまくっていた(あくまで想像だが)。白糸の滝を後にしたBコースの面々は、昼食のため道の駅へ。昼食とみやげものの買い出しを終えた後は、再び田貫湖に向かいAコースと合流。最後の目的地である、富士宮浅間神社に向かった。ここには富士宮の名物でもある「富士宮やきそば」の屋台が集まった横丁もあり、本来であれば食欲と信仰の両方を満たせるはずであった。ところがやむを得ぬ事情により若干のタイムロスが発生、許された滞在時間は35分!「参拝か!」、「焼きそばか!」となった私は、迷わず焼きそばを選んでしまった。あー、ついに最後までヘタれであった。 最後に、本企画総括、会計、各リーダーにお礼を申し上げたいと思います。素晴らしい企画をありがとうございました (O 記) |
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