2028 埼玉県:川越市内散策
  
期   日:2024年1月30日(火)
天  候:快晴
参 加 者;14人
費  用:1,260円(大宮起点)
コース  :川越駅10:00=喜多院前10:08・・喜多院(山門、慈恵堂(本堂)、庫裏・客殿(徳川家光公誕生の間)
      ・書院(春日局化粧の間)、五百羅漢)・・昼食「てんぬま11:50/12:30・・・・川越蔵の町並み
      ・・時の鐘・・大沢家住宅・・ガイド終了14:00・・菓子屋横丁・・バス停1番街 解散
      
 春先を思わせる絶好の天気のもと、地元ガイドさんの案内で、喜多院と江戸時代に小江戸と呼ばれていた川越市内を散策した。 川越駅からバスで喜多院にいく。第27世住職の天海大僧正は徳川家康から厚い信任を得た。108歳まで生きたといわれ、家康、秀忠、家光の三代に仕えた。喜多院の山門は1638年(寛永15年)川越大火のときに焼失を免れた喜多院に現存する最古の建物。ここで集合写真を撮る。
 家光によって喜多院は再興されたが、その時に客殿や書院、庫裏として江戸城紅葉山の御殿が移築された。江戸城は明暦の大火で大部分が焼失したので、これらは江戸城唯一の遺構とされている。ガイドさんの詳しく楽しい説明を受けながら、当時の時代に思いを寄せる。五百羅漢は日本三大羅漢の一つに数えられ、全部で538体が鎮座している。色々な形や表情の像が見られ、楽しませてくれる。
 昼食は、創業40年の老舗天ぷら店「てんぬま」で、リーダーが予約したお昼20食限定の彩り御前を堪能した。ここの天ぷらは美味しくお勧めです。
 次は川越市内散策。かつて銀座商店街と呼ばれ川越一の繁華街であった大正浪漫通りを通り、川越の蔵造りの町並み(川越一番街)にでる。蔵造りの商家が連ねており、江戸の面影をとどめているという。春夏冬二升五合市(商い益々繁盛を意味)が開催中であった。蔵造りとは類焼を防ぐための耐火建築。時の鐘(鐘撞堂)は小江戸川越のシンボル。江戸初期に創建され、鐘撞きが決まった時間に庶民に時を知らせていた。現在の鐘楼は4代目で、1日に4回、自動鐘打機により鐘つきを行っている。残念ながら鐘の音は聞けなかった。大沢家住宅は川越大火の際に焼け残った川越最古の蔵造りで、川越商人に蔵造りを建てさせるきっかけとなった建物の一つ。現存する関東地方最古の蔵造りでもある。ガイドはここで終了。菓子屋横丁は20数軒が連なり、昔懐かしい飴や駄菓子、おもちゃなどに出会える。皆さん、思い思いに買い物を楽しんだ。バス停1番街で解散となる。
 今回は地元ガイドさんの案内があり、小江戸川越の歴史や文化に深く触れることができた。計画して頂いたリーダーさん、ご一緒した皆さん、ありがとうございました。

(S  記)




1 ガイドさんによる喜多院の成り立ちの説明


2 山門にて集合写真

3 潮音殿前にて

4 蔵の街並散策

5 時の鐘

6 菓子屋横丁入口

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