期 日:2023年12月23日(土) 天 候:快晴 参 加 者;13人 費 用:2,300円 コース :浦南浦和駅7:55➡北朝霞駅8:05➡朝霞台駅8:10/8:16➡川越駅8:27➡小川町駅9:06/9:15 ⇒路線バス⇒パトリアおがわバス停9:22/ 9:40→腰越城跡9:55/10:10→△249.3ピーク10:40/10:45 →石尊山11:35/11:55→官ノ倉山12:05/12:45→不動沢の頭13:15/13:30→烏森山13:35/14:40 →細窪山14:05/14:15→奥沢神社14:55/15:00 奥沢バス停15:10/15:25⇒小川町駅15:49 天気は快晴!凛した冬晴れは気持ち良い。 本日の山行目的は、「里山で地図読みを楽しむ 」である。最近では、スマホの地形図アプリで現在地や地形図は簡単に確認できるが紙地図も携行すべきである。何といっても充電切れがない。 パトリアおがわバス停より出発準備後、先ずはコンパスの使い方のおさらい。各自持参のコンパスと配布された地形図(磁北線やルート線は予め書き込み済み)を手に、現在地からルート上の次のポイントである腰越城址まで、コンパスでルートの進行方向を確認し出発。 登山道は歩き始めて間もなく谷の道に入る。この谷は地形的に防御面で優れているとの説明がある。地形図の読図すると面白いもので、まるで歴史の中に入り込み妄想が膨らむから不思議である。地形図上に天然の要害が追確認でき、地形図に歴史の魅力も有ることを知る。 山城虎口への急登を終えた所で呼吸を整えザックをデポして本丸へ。ここは、埼玉県指定史跡で北の山塊から南へ張り出した尾根の頂部に城がある。槻川は其れ等を囲むように流れている。城は、南東方向に眺望がよく、地形図は2次元から3次元の中に立体として見えるものだったのである。本丸から官ノ倉山の手前にある249.3mのピークへ向け各自コンパスで方向確認後、一斉に進行方向指差し実施。ほぼ全員が同じ方向を指差ししていた。順調な滑り出しである。官ノ倉山までの方向はピーク以外にも分岐や方向を確認しながら登山道の落葉で滑らないよう気を付けながら歩く。石尊山では眺望よく雪化粧した谷川岳、赤城や榛名、日光連山から筑波山まで確認できた。 官ノ倉山で昼食の後、細窪山目指した。6個のポイント確認は難なく通過した人、ポイントの度にコンパスの操作確認が必要な人、にはその都度繰り返しの説明が丁寧にされていた。地形図のチェックポイントとして、登山道の分岐点や鞍部での道の交差する場所、進行方向の方角が変わり間違えやすい場所、送電線など人工物の地図記号は現在地の把握に役立つが地図上の人工物は、有るはずの物が地図上では無いこともあり注意が必要である事。池や植生等のルート周辺の景色が変わる所もチェックポイントである事等の説明が要所要所であった。地形図は、登山地図に比べ文字も少なく、色味に欠けるが地図記号から傾斜、標高、谷、尾根から地形を知り崖や鞍部等地形図から読み取れる情報が沢山ある。地形図が読めれば登山はもっと楽しくなる事の基礎を学び下山口の奥宮神社には14:55に到着。その後、バスに乗車し小川町駅にて解散となる。 今回、楽しく地図よみ山行を実施して頂きました各リーダー及び参加された皆様、本当に有意義な時間をありがとうございました。 (H 記) |
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1 地図読みを兼ねた今回の山行。
リーダー挨拶後早速コンパス操作の講習を受ける。
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2 コンパスに目的地を設定。
腰越城跡への急登をぐいぐい登る。
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3 腰越城跡にて次の目的地にコンパスを操作し、進むべき方向を指さす。
地図読みにだいぶ慣れた様です。
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4 249mのピークを下り、
コル部の冬枯れした草原を進む。
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5 石尊山山頂の展望は素晴らしく、遠方に赤城山、谷川岳の山々が見えた。
見知らぬサンタさんからチョコのプレゼントも頂く
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6 昼食タイムです。沸かしたてのお湯は要らんかな。
カップ麺は冬場山行の最高の御馳走です。
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7 昼食後官ノ倉山山頂での集合写真。
先はまだまだ長いです。
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8 幾つかのピークを登り降りして車道との交差点に到着。
コンパスを今回の最高峰“臼入山”421mに設定し登山開始する。
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9 臼入山にて暫しの休憩。
これから奥沢神社に向け標高差240mを 一気の下山開始です。
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10 広葉樹や竹林の山道を
落ち葉を掻き分け奥沢バス停に下ります。
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11 地形図の読み方やコンパス操作を学びながらの山行ながら
奥沢バス停にはほぼ予定の時刻に到着。充実した山行でした。
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