期 日:2023年11月12日(日)~13日(月) 参 加 者;9名 費 用:約38,000円(ジパング割引、タクシー、宿泊飲食、弁当ほか) コース :12日(日)大宮駅7:29=新潟駅8:56/9:19=新津駅9:40/10:03(磐越西線SLばんえつ物語) =会津若松駅13:36―タクシー=鶴ヶ城=七日町駅16:10/16:27=芦ノ牧温泉駅16:45 =四季彩の宿 丸峰17:00 13日(月)ホテル7:50=芦ノ牧温泉駅8:05/8:15=塔のへつり駅8:36 ―塔のへつり8:42/9:15(タクシー)=大内宿9:30/10:50(タクシー) =湯野上温泉駅11:05/11:16=会津若松駅11:57/13:05(只見線) =小出駅17:47/18:31=浦佐駅18:40/18:53=大宮駅19:47(解散) 今回の山行は1ヶ月前の電車チケット購入の時から始まったといっても過言ではない。リーダーが考えに考えた少々複雑なコースで、喜寿を迎えた人気SLばんえつ物語と復興一周年の只見線を二日間に渡ってぐるりと乗り継ぐという車窓の旅だ。 みどりの窓口の方々を大いに困らせ、購入した我々自身も、本当にこれで駅で止められる事なく無事に乗り継げるのか、当日まで不安を抱えたまま出発の日を迎えた。 11月12.日(日) 曇りのち晴れ 7:29大宮駅発上越新幹線「とき303号」に乗り、新潟駅を経て、新津駅より第一の目的であるSLばんえつ物語に、リーダーが予約済みの駅弁をそれぞれ手に乗り込む。発車までの間、車掌さんに汽車の前で集合写真を撮っていただく。汽車が出発するとすぐに石炭の懐かしい香りが車中に漂い、まだまだ紅葉の残る晩秋の阿賀野川渓谷美を堪能。弁当の「ばんえつ物語」も、鮭・イクラ・ホタテ・鶏照り焼きなどが入ってとても美味しい。 汽車が通過する度に、沢山の方々がこちらに向かって大きく手を振り、時折鳴らす汽笛がさらに郷愁を誘う。約3時間半の汽車の旅を楽しみ、会津若松駅に着く。駅前から手配済みのタクシーに乗り、ボランティアガイド付きの鶴ヶ城観光を大急ぎで済ませ、その後、周遊バス“《あかべえ号》にて、会津鉄道七日町駅に到着。会津鉄道は第三セクターのため、ほとんどが無人駅だ。16:45芦ノ牧温泉駅に着き、宿泊予定の丸峰ホテルの送迎車にてホテルへ到着。本日の山行の感謝を込めて夕食とビールで乾杯!! 11月13日(月) 薄曇り、時々、晴れのち雨(みぞれ) 8:15芦ノ湯温泉駅より、本日の電車の旅をスタート。 この駅には、猫駅長が勤務しているとの事だが、本日は残念ながら出勤日ではない様子。会津鉄道に乗り、塔のへつり駅に到着。紅葉の美しい林を抜けると、浸食と風化により、百万年もの長い月日をかけて、奇岩怪石が塔の様にそそり立ち、見事な景観美を作り上げた〝塔のへつり(断崖の意)″と呼ばれる名勝だ。吊り橋で集合写真を撮り、手配済みのジャンボタクシーを待つ間、リーダーのご好意により、土産物屋で買った「みしらず柿」を皆でいただく。 9:30大内宿に到着。この大内宿は茅葺屋根の古民家が建ち並び、ネギを箸替わりに蕎麦を啜るのが名物の観光地だ。この日は屋根が薄らと白くなっており、昨夜に雪が降ったとの事。ここではメンバーそれぞれが思い思いに過ごし、再びタクシーに乗って、湯之上温泉駅へと急ぐ。ここの駅舎もまた美しい茅葺屋根で、屋内に設けた囲炉裏端には赤々と火が燃え、屋外には足湯も有り、心温まるおもてなしだ。再び、会津鉄道で会津若松駅に戻り、駅前の創業120年のマルモ食堂にて、会津ラーメン(山菜入り)やソースカツ丼で昼食を摂る。 13:05第二の目的である只見線に乗車。11年ぶりの全線運転再開一周年と云う事もあり、観光客で賑わっている。小出駅まで約四時間半の旅だ。紅葉もまだまだ見頃。遠くの山々は雪で薄化粧を施し、晩秋から初冬へと移りゆく只見川を右に左にと眺めながらゆっくりと電車は進んで行く。こんな風景と途中で乗り込んでくる優しい地元の方々、いついつまでも残っていて欲しい...。小出駅からは上越線に乗り換え、上越新幹線の浦佐駅まで行く。「とき342号」にて、19:47大宮駅に無事到着、解散となった。 危惧した電車乗り継ぎのトラブルも無く、ほぼ予算通りに過不足無く、電車のルートや様々な乗り物の手配、団体割引の手続き等、さらにはお天気まで(?)完璧で、改めてリーダーの手腕に感服。 心の贅沢をさせて頂いた旅でありました。 リーダー、そしてメンバーの皆様ありがとうございました。 (F 記) |
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1 新津からSL列車に乗り込む
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2 SL C57ー180号機は今年喜寿を迎えたが
今も現役で頑張っている
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3 リーダーが事前予約してくれた美味しいお弁当を
皆んなでいただいた。大変美味しかった。
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4 会津若松 鶴ヶ城をバックに
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5 ボランティアガイドの方から説明を聞く
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6 芦ノ牧温泉の豪華ホテルに宿泊
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7 楽しい宴会
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8 芦ノ牧温泉駅の駅長は猫ちゃんらしい
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9 塔のへつり
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10 紅葉真っ盛りの橋を渡ってへつり見学
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11 大内宿全容
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12 最後の散策地、大内宿にて