1981 東北:鳥海山
  
期   日:2023年8月5日(土)~7日(月)
天  候:晴
参 加 者;計4名
費  用:約48,000円
コース  :(8/5)大宮11:05=新潟12:32/12:51=酒田15:20/15:30=吹浦15:50/15:55(タクシー)
         =大平山荘16:20(泊)
      (8/6)山荘5:30-登山口5:50-河原宿8:00-御浜小屋9:05/9:30―七五三掛11:00/11:20
         ―千蛇谷雪渓12:00-御室小屋14:20/14:55―(新山)-小屋16:20(泊)
     (8/7)小屋6:00-雪渓7:25-七五三掛8:10-御浜小屋9:10/9:20-鉾立11:05/11:10(タクシー)
        =遊楽里(入浴)11:42/13:20-吹浦13:30/13:40=酒田13:59/14:41
        =新潟17:38/17:51=大宮19:30
      
 筆者は2019年と2021年に鳥海山に臨んだものの、台風や集中豪雨の影響で御浜小屋までしか行けなかった。森林限界を超える稜線・谷沿い歩きのため雨風は強敵で危険である。今回は3日とも晴天に恵まれ無事に登頂・下山できた。     
 山全体のコースが素晴らしい。特に七五三掛手前の沢の源頭、千蛇谷へ下る急斜面、さらに下の雪渓から御室小屋までの沢沿いのコースが素晴らしい。チングルマ、ハクサンイチゲ、アオノツガザクラ、チョウカイフスマなどが群落で咲き誇っていた。     
 新山は1~2mのスレート状の岩石が堆積したピークで「〇」「⇒」のペンキ標識だけで急な箇所でも鎖は一切ない。鎖の支点がとれないためだろう。胎内くぐりのアップダウン、山頂は岩塔の上の狭い頂上。天候が悪い場合は登頂を見送った方が無難である。     
 山の女神がほほ笑むか、魔女の猛威に襲われるか、「紙一重」の山である。

(S  記)




1 鳥海湖の上 天気が悪いと湖は見えない


2 千蛇谷雪渓 ここだけは涼しい

3 ハクサンシャジン? ほかの花の群落も


4 ナンブトラノオ? 牧野富太郎先生いいでしょうか?


5 炎天下に沢沿いの道を登る 岩も触ると熱い

6 稜線に近づくがまだまだ


7 チョウカイフスマ


8 鳥海山新山 岩ガラガラの手ごわいピーク


9 誰の影? 雲海に映ればブロッケン?