期 日:2023年7月5日(水)〜8日(土) 3泊4日 天 候:晴 参 加 者;計7名 費 用:104.000円 コース :7月5日 羽田空港(JAL565)7:40=女満別空港9∶15=レンタカー9∶45=オシンコシンの滝 11∶15/45 =道の駅うとろ(昼食)11∶55/12∶45=知床五湖13∶10/14∶00=カムイワッカ湯の滝14∶30/45 =知床峠15∶30/55=知床の宿 地の涯16∶20 (泊) 7月6日 岩尾別温泉登山口5∶05→弥三吉水→羅臼平→羅臼岳9∶52→羅臼平→弥三吉水 →登山口14∶44/15∶00=ルートイングランティア知床斜里17∶00(泊) 7月7日 斜里発5∶10=清岳荘登山口5∶58→下二股→上二股→斜里岳10∶17/21→上二股→竜神ノ池 →熊見峠12∶37/49→下二股→登山口15∶02=温泉民宿 山口17∶30 (泊) 7月8日 民宿発5∶00=雌阿寒温泉登山口5∶23→五合目6∶36→八合目7∶16→雌阿寒岳7∶45/8∶06 →八合目8∶26→五合目9∶00→登山口10∶09=雌阿寒温泉11∶00=道の駅(昼食)12∶00/30 =女満別空港レンタカー13∶30=女満別空港14∶00(JAL564)15∶22=羽田空港17∶12(解散) 歩 行:羅臼岳(13km) 実歩行8∶02+休憩1∶53 合計9∶55 斜里岳(9.7km) 実歩行7:52+休憩1:13 合計9:05 雌 阿寒岳(6.1km) 実歩行4:18+休憩0:34 合計4:52 7月5日 晴れ レンタカー、アルファードでじゃがいも畑、麦畑と次々に変わる広大な農場風景を車窓から楽しみながら、国道244号線、334号線を走り、知床八景のひとつ、迫力満点のオシンコシンの滝。スイレンが美しい知床五湖の木道を散策。温泉が流れる川、カムイワッカ湯の滝。知床峠から羅臼岳を満喫し、観光を終え知床の宿へ向う。 7月6日 曇り 雨 晴れ 曇り空の岩尾別温泉登山口を5:05に出発。両側にゆずり葉の急坂登山道を進みダテカンバの弥三吉水峠、弥三吉水、極楽平、仙人坂、銀冷水と登って来ると心配していた天気が、予報道理、強風と雨になり、風に飛ばされそうになりながら、真っ直ぐ歩くことが困難の中を進みました。 エゾツツジ、エゾコザクラ、カワラナデシコ、キンバイ、チングルマの花々は雨·風に打たれながらも美しく咲いておりました。右手に雪渓が残る、最もきついガレた大沢を登り、ハイマツの羅臼平まで来ると増々風、雨が強くなる。ハイマツの台地を抜け、巨岩の重なる斜面を急登し、羅臼岳山頂に登頂。山頂は暴風雨で、はいつくばってタッチ。来た道を下山しました。リーダーの強い意志力で登頂できました。下山した登山口は晴れておりました。斜里に向う道路を熊が渡っておりビックリ。 7月7日 曇り 雨 晴れ 曇り空の清岳荘の登山口を5:10に出発。林道を進み、一ノ沢沿いに20箇所の渡渉を繰り返しながら下二股まで登る。ここから小滝の連続、上二股まで8箇所の滝があり、ちょっとした沢登りの雰囲気を楽しむ。上二股の標識を過ぎると沢水も涸れ、ハクサンチドリ、ウメバチソウ、シナノキンバイ、エゾトリカブト咲くダテカンバをくぐりつつガレ地を登り馬の背に着く。ガレた道を急登し斜里岳山頂に登頂。雨も上がり曇り空となりほっとする。上二股、竜神ノ池、熊見峠、下二股と下山しました。 7月8日 晴れ 3日目にしてやっと晴れ登山日よりの雌阿寒温泉登山口を5:10に出発。針葉樹林帯、ハイマツ帯を四合目まで登る。活火山らしい景観となり、マイヅルソウ、エゾイソツツジ、コマクサ、イワブクロ、キンバイの花々が咲く登山道を登り、奇岩、巨岩が聳え立ち並び、湧き上る噴煙が、いまだ燃えているような火口を見ながら雌阿寒岳山頂に登頂。阿寒富士、赤沼、青沼、雌阿寒岳周りの山々を 満喫。北海道の山景を楽しみました。晴れは最高の御馳走。来た道を下山しました。雌阿寒温泉で疲れを癒し、道の駅で昼食、女満別空港に向う。女満別空港15:22発羽田空港17:12着解散となる。 リーダーのウルトラ指導力で悪天候にもかかわらず三山登頂できました。初めての心に残る経験です。思い出に残る山行、有難うございました。 (I 記) |
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1 オシンコシンの滝。下から見上げると迫力満点。
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2 オシンコシンの滝。集合写真。滝の付近には、
ジャンプ傘大の大きな葉っぱのフキが群生していた。
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3 知床五湖の木道を行く。
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4 知床五湖の木道から見た湖と知床連山。
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5 知床五湖。集合写真。
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6 やはり羅臼には、ヒグマがいました。
車の中からでしたから安全。このあと別のヒグマにも遭遇。
このほか、キツネ、オジカ、女鹿にも。 やはり野生の王国です。
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7 カムイワッカの湯の滝で。手前が一の滝30℃~
上流へ四の滝(40℃)あり、予約すれば、滝壺に入浴できる。
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8 知床峠。翌日登る「羅臼岳」の雄姿を背景に
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9 羅臼岳の登山口にあるその名もホテル「地の果て」
でなく「地の涯(ちのはて)」翌日から始まる三座
登攀の成功を目指して乾杯。
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10 「地の涯」の豪華な夕食。「松花堂御膳」バイ貝、
つぶ貝、牡丹エビ、イクラの醤油漬、エゾ鹿肉、ホタテ稚貝みそ汁、
羅臼産ホッケ、 メロン
二日目 7月6日(木)
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12 午前8時頃からすさまじい荒天に変わった天候の中
何とか必死で全員羅臼岳の山頂をタッチしたが山頂には、
5秒位ですぐ下山開始。その中で、A氏が命がけでN氏を
被写体に一枚だけ撮った「羅臼岳山頂」の写真。
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13 羅臼岳を這う這うの体で、何とか無事に下山できて
放心状態で、写真に収まるメンバー。
三日目 7月7日(金)
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14 斜里岳の登り。渡渉、渡渉お連続。滑り落ちない
ように気を使って進む。雨も止まない。
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15 斜里岳の登り。この沢のすぐ横を木などに
つかまりながら恐る恐る登ってゆく。
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16 危険な沢を長い時間かけて到達した
「斜里岳山頂」 の貴重な一枚。
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17 阿寒湖畔の温泉民宿「山口」での夕食。ここでも新鮮なホッケの他、
マリモ型豆腐が珍しかった。親切なおかみさん。斜里岳ですっかり
濡れた登山靴に7人全員に新聞紙をくれる。
これで翌日乾いた登山靴で出発できた。
四日目 7月8日(土)
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18 雌阿寒岳の山頂付近は、このようなお釜が数カ所あり
今でも音を立てて噴煙があがっている。
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19 雌阿寒岳山頂。今回の3座の内、この日だけが眺望も
素晴らしく最高の登山日和となった。終わりよければ全てよし。