1960 日光・夕日岳
  
期   日:2023年5月20日(土)
天  候:曇
参 加 者;計11人
費  用:7,000円
コース  :大宮6:34栗橋7:03(東武線乗換え)7:07東武日光8:18着(タクシー)細尾峠9:00  
      細尾峠9:05薬師岳9:41夕日岳11:20/12:00地蔵岳12:16古峰神社14:10

 雨上がりの細尾峠の新緑は,一段と鮮やかさを増して出迎えてくれ 、木の間越しに見る山ツツジは、今日の花との出会いを期待させものがある。漱石『鉱夫』の主人公に「山の中に山があって、その山の中に又山がある……。」と言わしめた其の細尾峠である。  
 歩き始めまだ体が慣れず、三つ葉ツツジに励まされての歩きである。薬師岳迄の歩きは、日足トンネルを足下に感じ、古峰神社に抜ける「日光修験のみち」は、コース上に小さな石宮があり、並んで閻魔様も鎮座していたりして微笑ましい。夕日岳山頂で昼食。山頂はシロヤシオが霧を纏い優美に花を咲かせる中にある。夕日岳から地藏岳への登山道は花のトンネルで、三つ葉ツツジやシロヤシオツツジの花は枝に満ちて優雅に咲き、それぞれの美を譲り合って呼応し調和する。これらの花は、登山道沿いに続き花のボリュームに圧倒される。植物の命の美しさに感動である。地蔵岳を過ぎると杉の植林が目立ち始め次第に高度を下げる。ハガタテ平から小さな沢を何度か渡渉し間伐の伐採地や崩壊地を通り古峰神社に到着。コースタイムを大幅に縮める歩きで1時間早いバスに乗車、新鹿沼駅で解散となる。  
 今回の山行は、半年前に立てる山行計画を花の開花時期に合わせるのは難しいが、移ろう季の中で一瞬垣間見せた花の満開期は、山行日と重なり美しい花々に出会えたことに感謝である。リーダー、サブリーダー、同行者の皆様ありがとうございました。

(H  記)




1 美しい白ヤシオと山つつじ
あざやかな山つつじに目を奪われる


2 その①

3 その②


4 その③


5 薬師岳頂上

6 咲き誇る白ヤシオを見上げて


7 夕日岳頂上


8 夕日岳頂上付近にて昼食


9 ゴールになる古峰神社への標識