1933 宮崎・鹿児島:韓国岳~高千穂の峰~開聞岳
  
期  日:2023年3月17日(金)~19日(日)
参 加 者;男性3名、女性5名 計8名
費  用:約 60,000円
コース  :1日目 羽田7;55~鹿児島空港9:50/(レンタカー)10;30~えびの高原登山口11:30
           ⇒韓国岳避難小屋12:20⇒韓国岳山頂13:25/13:40⇒韓国岳避難所14:55/15:05
           ⇒えびの高原登山口15:35~旅行人山荘(泊)
      2日目 旅行人山荘8:00~高千穂河原登山口駐車場8:50⇒御鉢火口縁10:00
           ⇒高千穂の峰山頂10:17/10:25⇒御鉢火口縁11:05⇒高千穂河原登山口11:50
           ⇒霧島神宮12:30~指宿(民宿松風)(泊)
      3日目 民宿松風7:30~開聞岳登山口8:35⇒仙人洞10:10⇒開聞岳山頂10:45/12:35
           ⇒開聞岳登山口14:05~龍門の滝16:30~鹿児島空港18:00/18:50~羽田20:45(解散)

 3月17日(金)≪韓国岳≫ (曇一時雨)
 韓国岳は午後から雨予報。リーダーの判断により登山口をえびの高原登山口からピストンに変更。登山開始早々から韓国岳が見える。赤松の森の緩やかな登山道を進む。雨が心配のため、少し早足になる。避難小屋を過ぎると心配された雨が降り出す。しかもここからは浮石が沢山あるガレ場が続く。カッパを着込んで注意して進む。     
 大浪池や爆裂火口も見えぬまま、今回は頂上を踏むことだけで下山を覚悟し、頂上へ。写真撮影等をしていると、なんと雲が切れはじめ大浪池が姿を現す。雨もやみ今回のメンバーは全員が何か持ってます。下山は濡れた火山岩に最善の注意をしてえびの高原登山口へ。なんとラッキーな山行初日です。宿ではリーダーが予約してくれた露天風呂で疲れを癒しました。そして鹿児島は芋焼酎が美味い。

3月18日(土) ≪高千穂の峰≫ (晴)
 2日目は高千穂の峰を目指す。本日は雨の心配はなし。登山道を登り始めると森の中に長い石の階段が現れる。森を抜けると広陵とした大地へ。噴火の堆積物の小石や砂がたまっている斜面が現れる。とても滑りやすいので注意して進みます。しばらく上ると噴火口御鉢が姿を現す。直径600m・深さ200mの大迫力に圧倒される。岩のカーテンが素晴らしい。馬の背を進むと桜島の噴煙が見えた。
 進んでいくと高千穂の峰頂上がみえる。まだまだ先は長そうです。登山道に鳥居が現れます。お参りをして最後の登りへ。(頂上への登りはキツイ)頂には天の逆鉾そして昨日登った韓国岳が堂々としている。写真撮影をしていると、リーダーたちは外国人カップルとなにやら楽しそうに会話を。後で聞くとハネムーンで1か月日本に滞在とか。なんとうらやまし限り。頂上を後にしてきた道を戻りますが、堆積物の溜まった急な斜面が待ち受けます。転ばねように注意して進みますが、数名は斜面の餌食となった模様です。下山後霧島神宮古宮址にお参りをし、本日の山行終了。霧島神宮にお参り後本日の宿泊地指宿へ。宿にチェックイン後、砂むし温泉へ出かけました。初めての砂むし温泉は想いもほか砂が重かった。本日も芋焼酎が美味い。

3月19日(日) ≪開聞岳≫ (晴)
 3日目は開聞岳です。2合目からが登山道です。4合目あたりから足場が少し悪くなる。展望ポイントの5合目からは登りがきつくなる。岩の段差大きくなり乗り越えるのに難儀する。7合目を過ぎると展望が開け種子島が見えた。仙人洞と呼ばれる岩窟に着きました。山伏の修行の場だそうですが、噴火した時の溶岩のおおきな穴のようです。9合目以降は急な岩場ですが、はしご等があり特に問題なく登れる。頂上は狭く岩場のためすこぶる狭い状況。本日は20人のグループがおり食事をとるのも大変だった。先の20人のグループが下山してくれたおかげで以後は頂上を満喫。頂上からは、種子島そして屋久島もよく見え景色を堪能でき素晴らしかった。下山は山道も狭く、時間も早かったせいか登りとのすれ違いに時間を要し、思いのほか時間を要した。下山後龍門の滝を鑑賞し、鹿児島空港へ。
 今回は3日間で3つの山に登頂することが出来ました。心配された天気も晴男・晴女のおかげで回復し素晴らしい景色を堪能できました。リーダーには山行の準備だけでも大変のところ、観光まで準備頂き大変感謝申し上げます。また、同行いただいたメンバーの皆様には楽しい時間を頂きありがとうございました。

(N  記)



3月17日(金)

1 韓国岳の登り8合目、この日は、降ったりやんだり。
寒かったり、暑かったりで、衣服・カバーの着脱大変。


2 小雨の中、辿り着いたぞ「韓国岳」山頂。

3 韓国岳からの下り。雨も止んで、少しづつ眺望が開ける。


4 下山途中、左手に大きな大浪池が見えてきた。



3月18日(土)

5 朝一で、高千穂河原登山口に。天気もいいので、
スタート前に、気合を入れる。


6 高千穂の峰へのプロムナード。このようなザレ場を登って行く。


7 高千穂の峰登り。溶岩が固まってできた登山道。
歩きにくい。

8 最初の急登。これを登りきれば、御鉢火口縁に着く。

9 御鉢火口縁を過ぎ、目の前の上りを駆け上がれば、
高千穂の峰山頂だ。


10 高千穂の峰山頂。最高の眺め。昨日の韓国岳も
良く見える。天気がいいので、大勢のハイカー。
イスラエルからのヤングカップルも居た。


11 高千穂の峰の下り。ザレ場の為滑りやすい。気を付けて下る。

12 指宿に向う途中。国宝:霧島神社へ参拝。
おみくじを引いたら「小吉」だった。さて?

13 夕方、指宿の街に入ると「南国情緒」の景色が現る。


3月19日(日)

14 後ろには。形のいい「開聞岳」が見える。これから
天気も快晴。これから登るぞ!


15 開聞岳の上り。天気最高。日曜日。物凄い数の登山客。
すれ違いの回数が半端なかった。


16 大混雑の開聞岳山頂。あまり広くない上、多すぎる
登山客の為、集合写真には、
知らない人も写ってしまう。

17 開聞岳下山中。6合目までこんな大きい岩がごろごろ続く。

18 開聞岳から鹿児島空港への途中、空港そばの龍門の滝へ立ち寄る。