1904 箱根 金時山
  
期  日:2022年12月3日(土)
天  候:曇り後晴れ
参 加 者;計10名
費  用:約6,000円
コース :浦和6:13-8:02/8:18(箱根登山鉄道)-箱根湯本8:34/9:00(箱根登山バス)-乙女口9:27/9:45···乙女峠10:35
      ···金時山12:00/12/10···昼食12:40/13:05···矢倉峠···金時登山口13:25···仙石13:52=小田原15:40(解散)
     
 初冬の山行は、まだ暗い中、家を出る。空には星が煌めいている。段々と明けていく空を眺めながら電車は小田原へと進む。 箱根湯本駅に着くと登山者や観光客がたくさん、登山バス乗り場にも行列が出来ていた。 バスはどんどん標高を上げて走る、箱根の山々はすっかり紅葉の時期を過ぎ、ほとんど落葉しているが、所々に赤や黄色の残りの紅葉があり、目を楽しませてくれた。
  乙女口で下車し、登山開始。まだ空は曇っており、鬱蒼とした杉林を進み、根っ子の張った上りが続く。 やがて岩ゴロゴロの上りに変わり、所々には溶岩が固まった岩が現れる。20分位歩くうちに陽がさしてきた。 更に進むと右手に展望が開け、神山や仙石原を望むことが出来た。陽は燦燦と降り注ぎ、皆、熱くなり、何ヶ所かで衣服調整、水分補給となった。
  乙女峠に着くと目前に雄大な富士山が現れた。残念ながら頂上は雲に隠れていたが、その大きさに圧倒された。 しばし富士山を眺めながら休憩し、また進み、長尾山を過ぎると目指す金時山頂上が見えてきた。右手には駒ケ岳、眼下には芦ノ湖が少し霞んで見えた。
 山頂に近づいてくると、山頂から降りてくる登山者とのすれ違いが多くなってきた。標高も上がってきたせいか風も冷たく感じた。 山頂に着くと案の定、そこは人、人、人で混み合っていた。日陰には薄っすらと雪の残っている所もあった。 何とか登頂記念の写真を撮り、早々に下山となった。
 雪が溶けたのか、初めの20分くらいはぬかるんだ岩の下りで滑りやすく緊張したが、その後は乾いていて下りやすかった。 やがて展望の良い広い場所でランチタイムとなった。神山、駒ケ岳を望み、モクモクとたなびく大涌谷の煙を見ながら、のんびりと山に来られた幸せを感じるひとときであった。
 リーダーからは美味しい豆大福を頂いた。食後のデザートまで頂いたところでまた下山開始となり、20分下り、金時登山口に無事に到着した。 予定通りのバスに乗れ小田原駅で解散となった。帰りは始発電車で有志で下山講となり、金時山山行の最後を締めくくった。 お試しの方も3人参加され、総勢10名、足並み揃った登山だった。箱根山外輪山の登山は周囲の山々とカルデラ内の芦ノ湖や仙石原などが望めていつも楽しい。 登山道から見る景色はまた格別。目前に迫る富士山も望め、楽しい登山でした。
 リーダー、皆様、ありがとうございました。

(W  記)




乙女口から登山開始


乙女峠は富士見三峠の一つ。正面に大きな富士山が見える。あいにく雲が

長尾山で水分補給


眼下には芦ノ湖


遠方の山が金時山

大きなマサカリを担いで!


一瞬の晴れ間に富士山が顔を出す


山頂を避けて30分程下った場所で展望を楽しみながら昼食

下山後のバス停から望む金時山