1861 湯の丸山~烏帽子岳
  
期  日:2022年7月23日(土)
天  候:晴
参 加 者;14名
費  用:約11,000円
集  合:大宮駅新幹線 18番線 2号車乗車口 7:00
コース :しなの鉄道・田中駅8:48=9:20地蔵峠(スキー場)9:30―10:00東屋―10:15鐘分岐
      ―11:15湯ノ丸山頂(大休止)11:50―12:40湯の丸山・烏帽子岳 鞍部―14:00烏帽子岳
      ―湯ノ丸・烏帽子岳 鞍部―湯ノ丸キャンプ場―16:05地蔵峠=16:35田中駅
     
 7月前半は戻り梅雨。しかし、20日を過ぎれば例年どおり関東甲信地方には夏空が広がった。
 大型タクシー2台で地蔵峠着。夏休みに入った小学生たちが賑やかに野外活動する傍らを抜きつ抜かれつした。草原化したゲレンデの登りは暑い。でも足元にも脇の草むらにも色とりどりの花々が咲きほこっていて、「シモツケソウだよ」「白い花はトリアシショウマ、ピンクの花はハクサンフウロ、これはヤマオダマキ」「ウスユキソウだね」と教えてくれるSさんの元気な声が跳ねる。  
 湯ノ丸山頂付近は、砂礫に咲くコマクサを保護するロープ沿いの登山路を行く。うす灰色の石ころ道を汗だくで登りつめると、安山岩様の平らな石が敷き詰められた広い頂に着いた。座りやすいが木立は無い。炎天下では辛い、と思ったらガスが流れてきて少し涼しくなった。展望はさえぎられたが田代湖や四阿山、根子岳方面は見通せる。また、Sさん・Tさん・Oさんから冷凍のブドウやパイナップルのご馳走にあずかり生き返った。  
 湯ノ丸山(2,101m)を後にして1,864mの鞍部へ。木陰の涼風が嬉しい。草叢で、アザミの花にとまって蜜を吸っているのか動かないミヤマシロチョウ(絶滅危惧種)を見る幸運にも恵まれた。  
 鞍部からは、小烏帽子(2,042m)・烏帽子岳(2,066m)への登り。烏帽子岳間の岩稜は見晴らしが良いが、やはり暑い。新品の靴のせいか、内腿はつるしバテた。烏帽子岳から鞍部(分岐)に戻った所で、「下山ルートにはもう登りはありません。16時に地蔵峠着を目指します」のリーダーの声が嬉しかった。
 5分遅れではあるが到着。リーダー手配のタクシーに乗れて、しばし瞼を閉じた。

(M  記)




元気に出発!


快調

牛が寝たような湯の丸山


水が美味い!


三角形の優美な姿 烏帽子岳と小烏帽子岳

空と一つになる



花盛りの稜線


オダマキ

マツムシソウ

コオニユリ

稜線の美女?