期 日:2022年6月24日(金)~25日(土) 参加者;16名 費 用:宿泊代等14,000円+沼田往復交通費 天 候:晴 コース:一日目 浦和6:45=8:16高崎8:24=9:12沼田 関越交通バス9:20ー10:50大 清水<1187M> 昼食後スタート11:40~一ノ瀬休憩所13:00~14:10三平峠<1762M>14:45~三平下 ~尾瀬沼~尾 瀬沼ヒュッテ16:00着 当初、しっかり雨マークだった予報がドンドン好転し、梅雨の最中とは 思えない爽やかな青空がひろがる歩き出しとなる。ほぼ半日かけて着いた大清水で早めの昼食後、シャトルバスを横目に見な がら、まず一ノ瀬休憩所を過ぎ、それぞれの足に合わせて三平峠へ向かう。 初夏のまだ初々しい緑陰が続くが、足下は痛んだ木道 や、えっ、また?と言うくらいに階段が続き、鳥たちの囀りもなかなか耳にとまらない。それでも、三平峠、1762Mの看板の前 で、大休止した後は、チラチラと燧ヶ岳の雪渓や木の間越しの尾瀬沼の青、平になった木道の脇の小さな白い水芭蕉や青いタテヤマリン ドウに励まされて、全員4時には尾瀬沼ヒュッテに到着。 尾瀬でお風呂に入れる幸せや生ビールで乾杯できることに感謝して、就寝 までの時間を愉しむ。真夜中、満点の星空を見た幸せな御仁も! コース 二日目 尾瀬沼ヒュッテ7:00~大江湿原分岐~沼尻8:15/8:30~白砂峠 ~見晴十字路10:30 <昼食>11:00~竜宮11:45~牛首12:20~13:20山ノ鼻<1399M>13:45~ヨセ沢 橋 ~鳩待峠<1592M>15:30ジャンボタクシー2台ー沼田16:50 解散 早朝の尾瀬沼は涼風に細かくさざ波が立つ。空は蒼く澄み絶好のハイキング日和だ。 予定より30分早く宿をを発ち、大江湿原への分岐に立つ三本の針葉樹をカメラに収 める。沼尻の小屋の建つ沼尻平までは、平坦な木道を軽やかに!行く。以前はここに売店もあったよね、などと 喋りながら、燧ヶ岳登山口のひとつ「長英新道」の わきを通り、白砂乗越へはいる。 見晴まで2時間の行程だ。広葉 樹や針葉樹の原生林の中は涼しい。足下は、じめじめしたり滑りやすい木道で気は抜けないが、ずっと谷底で、沼尻川 の流れる音がBJMのように響き心地よい。 そろそろ、お腹がすき始めた頃、森林がパッと開けて見晴十字路 へ。前方に雪を残した至仏山が優美に佇む。木道が下田代の真ん中を突っ切って至仏山まで伸びているこの 景色、これぞ尾瀬!の景観だ。さあ、歩くぞ! 見晴の小屋群の後ろに聳える燧ヶ岳を背にして、木道は右側通行 で行く。さすが土曜日とあって、行き交うハイカーも多くなる。池塘の脇には、ヒメシャクナゲ、もうすぐ開きそう なワタスゲ、リュウキンカの黄色、ミツガシワ、咲き始めたレンゲツツジ、ノビタキの囀りも聞こえる。竜宮のあ たりで、木道の付け替え工事のための資材が湿原に置かれていたり、鹿よけなのか網状の柵が湿原の中に張ら れていたのには、驚いた。 中田代を過ぎ、牛首分岐のあたりで、その時節には水芭蕉の群 落になる猫又川の岸辺の景色を堪能し、だいぶ近づいてきた至仏山と、振り返って、池塘に映る”逆さ燧ヶ岳”を撮るべく頑 張ったが、風が止んでくれずに撮れず終い。まあ、その風のおかげでカンカン照りの原の歩きも助かった様なものだけれ ど。 山ノ鼻で大休止し、標高差200Mを鳩待峠へ、最後のひと踏ん張 り。登り切って食べたかき氷の美味しかったこと。沼田までのタクシーの中で、ドライバーさんから「今日は伊勢崎 で気温40度になったそうですよ」と聞いてびっくり。いろいろな条件の中でも、仲間あっての完歩、と、つくづく感謝 の尾瀬山行であった。 (T 記) |
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