期 日:2022年5月17日(火)~20日(金) 参加者;6名 費 用:約65,000円 コース: 5月17日(曇) 羽田空港8:05=鹿児島空港9:55/10:25=屋久島空港11:05(タクシー) =安房・民宿 杉の里(泊) 5月18日(晴) 民宿5:50(タクシー)=荒川登山口6:30/6:55ー小杉谷集落跡7:40ー楠川分れ8:15 ー大株歩道入口9:35/9:55ーウィルソン株10:20ー大王杉11:30ー縄文杉12:05/12:20 ー高塚小屋12:30/12:40ー新高塚小屋14:00(泊) 5月19日(晴) 新高塚小屋4:40ー平石岩屋6:45ー焼野三叉路7:35ー宮之浦岳8:10/8:30 ー投石岩屋・投石平10:30/11:00ー黒味岳分れ11:45ー花之江河12:05/12:25 ー淀川小屋13:50/14:15ー淀川登山口15:00(タクシー)=紀元杉=民宿(泊) 5月20日(曇) 民宿9:15ー盛久神社バス停9:31(バス)=屋久島空港11:35=鹿児島空港12:10/12:30 =羽田空港14:10 5/17 早い時刻に羽田を発ったので、11時には屋久島空港に到着。リーダーが早速地元の人にリサーチして評判のレストランに向かう。明日からの登山の安全と成功を祈念して軽く乾杯! 民宿杉の里は、無口だが親切で面倒見のよいご主人、料理担当の奥様、純朴で癒し系の娘さんと三人で切り盛りされている。夕食は名物のトビウオの姿揚げ、珍しい魚のお造り等食べきれないほどのご馳走に大満足。 5/18 タクシーにて荒川登山口へ。ここからはトロッコの軌道跡に敷かれた木道を延々と歩くが、飽き飽きしてきた頃大株歩道入口に到着。 大株歩道に入るといきなり原生林の急峻な登山道に変わる。翁杉、ウィルソン株、大王杉、夫婦杉を経ていよいよ縄文杉だ。さすがに威厳があり圧倒される。 予定よりかなり早いペースできたが ‘’ 昨夜は新高塚小屋は満員だった ‘’ という情報を得て確実に場所を確保すべく急ぎ小屋を目指した。 14時過ぎに到着したがすでに7~8名の先客があり、17時前には20人程の団体が来てほぼ満員状態になった。私にとって避難小屋は初めての体験、 予想していたほど寒くなくて助かったが疲れているにもかかわらずほとんど眠れないまま朝を迎えた。 5/19 早々に支度を始めた人たちにつられて荷造りを始めたので4時半には全員出発準備完了。予定を早めて暗いうちに出発。空が白み始めた頃一番に目に飛び込んできたのはヤクシマシャクナゲの群生。 今を盛りと咲き誇り言葉では言い表せないほど美しい。 途中のんびり食事中のヤクシカに出会った。宮之浦岳、永田岳を望む稜線から宮之浦岳山頂まではヤクシマダケの低木林帯で、ヤクザルが走り回り鳴き声がそこかしこから聞こえてくる。 宮之浦岳山頂は標高1936m、屋久島のほぼ中央に位置し九州最高峰。晴天に恵まれ遮るもののない360度の雄大なパノラマ、そのような場所に立てて感動的だった。 下山は数々の奇岩を眺めながら、ヤクザルの家族に道をふさがれて立ち往生したり、また岩場が多くロープを使ったスリリングで変化にとんだ面白いコースを楽しんだり退屈する暇がないほどだった。 淀川登山口に着いた時にはすでにタクシーが待っていて途中、紀元杉を案内してくださった。民宿に着いて早速お風呂で汗を流した後は登頂を祝って乾杯!達成感で冷たいビールの美味しかったことといったらなかった。 鯛の尾頭付き、トビウオのお造り、天ぷら等々ご馳走を頂きながら屋久島の焼酎も堪能した。 5/20 居心地の良かった杉の里を後にバス停まで歩き路線バスにて空港へ。鹿児島行きの飛行機が少し遅れたが羽田には予定通り着。今回は、屋久島の雄大な自然美に息をのみ、 人々の親切に触れ、また心配していた天候にも恵まれ無事登山ができたこと等、幸せな4日間でした。リーダーには数か月も前から入念な準備をしていただき、予行演習の山行等々無事に終了まで導いて下さり心より感謝申し上げます。 (S 記) |
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