1843 新潟県:佐渡(花の旅)

期  日:2022年5月7日(土)~9日(月)
天  候:快晴
参加者;17名
費  用:50,000円
集 合:6:20大宮駅⑱JR新幹線とき301号自由席2号車 乗車口
コース:5/7 上越新幹線 大宮(6:33発トキ301新潟行き)新潟(8:12)=バス 新潟(8:35)⇒佐渡汽船(8:50)
        新潟港(9:20)⇒両津港(11:50)フェリー両津港(タクシー)⇒アオネバ登山口(13:00)
        ⇒アオネバ十字路(14:50)⇒ドンデン山荘(15:30)                 歩行時間2時間30分
     5/8 ドンデン山荘(7:45)・・アオネバ十字路・・マトネ(9:15)・・天狗の休場(12:15)昼食・・金北山(14:45)
       ・・白雲台(16:40)  白雲台からチャーターバスにて相川 大浦にある民宿たきもとへ  歩行時間7時間
     5/9 チャーターバスにて、佐渡島内観光 民宿8:05=北沢浮遊選鉱場跡8:14/8:26=史跡佐渡金山
       8:33/9:17=尖閣湾揚島遊園9:35/10:32=佐渡歴史伝説館11:15/11:59=長浜荘魚道場12:09
       (昼食)12:45=尾畑酒造12:54/13:10=佐渡特選市場=東光山清水寺13:34/13:49
      =トキの森公園14:04/14:50=両津港ターミナル15:09/16:05~(カーフェリー)~新潟港18:35
      =(バス)=新潟駅19:37-(新幹線とき346号)-大宮21:27
     
 5/7第一日
新幹線・フェリーを乗り継いで佐渡に到着。佐渡の最高峰金北山の勇姿を仰ぐ。アオネバ登山口(296m)を出発し、樹林の中、沢沿いを登り川を渡り、 アオネバ十字路に向かう。青い粘土が青粘(アオネバ)の由来、本土では千mを越さないと見られない花が容易に見られるのが、佐渡の山の特色だそうだ。 アオネバの地層故に足元は悪く、きつい登りもあり、疲れを感じ始める。一方、新緑の美しい木々の中、ニリンソウ・オオイワカガミ・サンカヨウの花々はますます清楚に生き生きとしてくる。 花々の写真を撮りながらのゆっくりとした快適なハイキング。ドンデン山荘(890m)到着。明日登る金北山(1172m)が遥か遠く聳えている。 本日登り600m、標高は十分稼いだという安堵感と共に、明日はあの稜線を7時間縦走するのだと気が引き締まる。

 5/8第二日
山荘の風呂で疲れが癒され、金北山が近づいたように感じながら元気に出発。昨晩の雨で滑りやすい中、峠分岐まで下り、マトネ(937m)を目指し一気に登る。 本日は登り下りを何度も繰り返し小さなピークをいくつも越えながらの縦走。下っちゃうのはとても損をしたような気がするが、花々が励ましてくれる。 女王の気品を漂わせるシラネアオイ・うつむき姿が可憐なカタクリ・雪国を代表するユキワリソウなど花々が咲き乱れる縦走路、これが一番の楽しみであり、山行の目的。  マトネで小休止、金北山を遠望し1/3は来ただろうかと元気がでてくる。いやいやまだまだと、石花越分岐まで下り、ツンブリ平、真砂の峰、天狗の休場へ。 両側の海岸線を見渡す大展望が続き、芝の草地・樹林・ザレ場と変化に富む。稜線の右側は樹木は生えず、左側の低木はすべて両津港側に傾くという独特な風景は、 シベリアからの吹きおろしの強さを物語る。リーダーの「衣服の前をしっかり閉じて吹き飛ばされないように」という指示が出たのは、その証拠。  景色はがらりと変わりみずみずしい湿地アヤメ池から最後の急登。雪解け水は流れ、残雪が壁となって立ちはだかる。「アイゼンをつけれる人はつけ、 つけない人は気をつけて登るように」との指示が出る。ロープを頼り慎重に登る。スリル満点! 今朝から目標として眺め続け、距離を縮め、 あと一歩というところで、山の厳しさを思い知らされる。山頂へ辿り着いた時には、山の神々よりもここまで導いてくれたリーダーに感謝、 「ありがとうございます」と頭を垂れる。  防衛省管理道を下りながら謙虚に思う。厳しい自然に耐え、荒々しい雪の山岳地帯で芽吹いた花々は凛と咲いている。登り800m下り800m、 15㎞真摯に歩いた者が、この花々の饗宴を愛で、島ならではの山歩きの醍醐味を味わえるのだと。

5/9第三日
民宿を後にし、北沢浮遊選鉱場跡へ。かつて存在した佐渡金山の選鉱所で東洋一とうたわれた。現在、浮遊選鉱場は階段状のコンクリート躯体のみ。 基礎コンクリートに植物が生い茂る幻想的な光景。夜はライトアップされる。 佐渡奉行所跡の前を通って史跡佐渡金山へ。宗太夫坑江戸金山絵巻コースを見学。坑道内の随所に解説板やリアルに動く人形が展示され、 作業音や人形から「馴染みの女に会いてえな~」などの声も聞こえてきて、実際に目の前で当時の採掘作業を再現している。 尖閣湾揚島遊園では、海中透視船に乗り、雄大な断崖の景色と海中を眺めながらの遊覧を楽しんだが、船が揺れて酔いそうに。 展望台からはノルウェーのハダンゲルフィヨルドの景観に勝るとも劣らないと言われている(?)尖閣湾を一望。ウミネコが多く生息し、餌やりには群がってくる。 佐渡歴史伝説館では佐渡の歴史や伝説を等身大ロボット人形がリアルに再現。順徳上皇の配所の月、日蓮聖人の塚原問答、 世阿弥の雨乞いの舞など、有名なシーンを精緻な動きで伝える。 昼食は長浜荘魚道場。佐渡を何度も旅した人のお勧めのお店。予約していた海鮮丼上(2,000円)はボリューム満点で、新鮮な魚介類の宝石箱。 地元に帰ったらもう当分食べられない。 尾畑酒造は代表銘柄「真野鶴」の蔵元で数々の賞を受賞している。館内に入ると麹のいい香りが漂う。まずは並んで順番に利き酒。 小生はザックが既にいっぱいなので、180mlの真野鶴で我慢。 佐渡の農林水産物等を取り扱う佐渡特選市場に寄ったが、既に店は締まっていた。 東光山清水寺は桓武天皇の勅により京都から布教に来た賢応法師により808年開基。杉木立に囲まれた石段を登ると、本堂・救世殿が目の前に現れる。 享保15年(1730)の建立で、奈良の長谷寺を模した造り。朽ちていく廃寺のような雰囲気を醸し出している。 最後はトキの森公園。トキ資料展示館では、係の人からトキの絶滅や保護増殖などに関するお話を伺えた。日本産のトキは2003年に絶滅。 中国産による人工繁殖と放鳥の取り組みが成功し、今では野生のペアからひなも誕生している。現在、自然界にはおよそ300羽のトキが生息とのこと。 トキふれあいプラザではトキの生態を観察。両津港に帰る途中、野生のトキの飛ぶ姿を間近に見ることができ、バスの中で歓声が上がった。 佐渡の山歩きの醍醐味と花の旅、そして佐渡の名所と海の幸を満喫しました。計画して頂いたリーダーさん、サブリーダーさんと参加された皆さん 、楽しい山行になりました。ありがとうございました。

(S   記)



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 一日目  
 
 
佐渡が見えてきた! アオネバ登山口 シラネアオイがお出迎え
 
 
 
ニリンソウの群生の中を登る 遥か遠く聳えたつ金北山 眺望が最高のドンデン山荘
 二日目  
 
 
ドンデン山荘 お世話になりました 今日も頑張ろう! シラネアオイの道
 
 
 
花のような笑顔がいっぱい① 花のような笑顔がいっぱい② マトネより金北山を遠望
 
 
 
マトネを過ぎて大展望の稜線へ ツンブリ平は変化に富む稜線 ユキワリソウに励まされる
 
 
 
金北山が迫ってくる 残雪の急登 急登後振り返ると
 
 
 
頂上近くの雪道 山頂に到着 お疲れ様でした! すがすがしい笑顔 
自分を褒めてあげたい
三日目   
 
 
お世話になった民宿「たきもと」の前で
集合写真
尖閣湾揚島遊園にて、海中透視船
からやや船酔い状態で下りる
尖閣湾揚島遊園にて、
餌やりに群がるウミネコ
 
 
 
佐渡歴史博物館をバックに
集合写真
昼食は長浜荘魚道場で
海鮮丼上2,000円
清水寺にて、参道の石段を登って
京都清水寺の舞台を彷彿させる
救世殿へ
 
   
トキの森公園・トキふれあいプラザ
のトキ2羽