1797 群馬古墳巡り

期  日:2021年12月23日(木)
天  候:快晴
参加者;11名
費  用: 3,340円(浦和起点・バス代含む)
コース:JR高崎線浦和発7:50=9:20高崎着/ぐるりんバス9:45ー10:20井出町西バス停10:20
     ~「かみつけの里博物館」~八幡塚古墳~薬師塚古墳(西光寺境内)~昼食<博物館休憩棟12:20
     ~12:40>二子山古墳・農産物直売所12:45~13:10~井出町西バス停13:25ー14:15高崎駅
     ~高崎市立美術館14:30/15:20~高崎駅15:30解散

 延々とJRとバスを乗り継いで降り立った高崎駅の郊外は、田園の中に良く延びる道路と低い家並みの向こうに なんと、榛名連峰がど~んと連なり、ひときわ目を引く真っ白な雪を纏った浅間山、その奥には妙義のツンツンが!荒船山の軍艦とそれにつらなる西上州の山々。目を転ずれば、赤城連峰とその奥には峻厳な谷川連峰....と、思わず興奮してしまう景観が広がるが、いやいや今日は古代史のお勉強、古墳の見学に来たのだ。
 群馬県は古墳の数では東日本最多と言われているそうだが、そのなかでも、ここ上野野には、5~6世紀にかけて造られた三基の前方後円墳がある。復元されたその墳丘を歩いてみると、古代人も今と変わらぬ山々を眺めながら生き、開墾し、狩りをしていたのかなあ、と感慨深い。博物館には力士姿の埴輪もあって、祭祀や娯楽の姿も想像できる。ここに巨大な墳墓を築かせた豪族のいたことも、あの時代も文化が大和地方だけのものではなかったことも、新しい驚きだ。(自分が知らなかっただけのこと、だが....)
 その古墳群が、日々眺めたであろう榛名山の大噴火で、ながく火山灰の泥流の下にパックされて眠っていたのも皮肉か、僥倖か、現代に甦ってくれて、今、我々は目にすることができる。
 八幡塚古墳、二子山古墳をあるき、今はお寺さんが建つ薬師塚古墳をめぐり、まるで愉しい社会科見学のようなウオーキングの最後は、高崎駅の側にある「高崎市立美術館」での、絵画鑑賞で格調高く、締めくくる!
 (気になる入館料は、「かみつけの里博物館」も「高崎市立武術館も」65才以上無料の特典。ラッキー、は蛇足か!)

(T   記)





高崎駅前からは「ぐるりんバス」に乗る。


バスを降りると、直線道路が、榛名山に向かって真っ直ぐに。

「かみつけの里博物館」からは水沢山が目の前だ。


博物館見学前の、やるき満!?の面々。


館内は写真撮影自由!さまざまな埴輪たち。


八幡塚古墳の墳丘に登る。発掘調査を元に当時のままに石と埴輪で飾られている。


 墳丘の上からは、目の前に榛名の山々が。


8 古墳見学の記念だ。後ろに、浅間山が写っている。はず....。


薬師塚古墳の西光寺境内で、リーダーから美味しいリンゴを頂く。


二子山古墳を全景に、輝く浅間山。


二子山古墳。この古墳群では1番古く、5世紀中頃の築城という。


お弁当の時間。みんな、とてもお行儀が良い!

最後にもう一枚、榛名連峰。