1772 秩父・両詰山

期   日:2021年10月16日(土)
天    候:曇
参 加 者 :9名(男性4名、女性5名)
費   用:4,640円(浦和起点 JR 1,540円、秩父鉄道1,600、バス400、タクシー1,100)
コース  浦和6:18=熊谷7:04/7:13秩父鉄道=三峰口8:49/8:55小鹿野町営バス=日向大谷9:48/10:05
     ―楢尾澤峠11:20/30―出原舟12:00(昼食)/12:30  ―両詰山13:00―日陰ダリヤ園
     14:15/45タクシー=秩父鉄道・お花畑15:18/ 15:23秩父鉄道=熊谷16:43/53=浦和17:35

 計画日17日の天気予報は午前中雨、滑りやすい斜面、草に付いた雨が厄介と考え、3日前急遽曇予報の16日に1日前倒しする事にした。 日向大谷に行く小さなバスは一ぱい、日向大谷周辺の駐車場は車で溢れている。ほぼ全てが両神山に登る人達だ。
 我々は反対側の低い山を歩く。低いといっても標識、一部踏み跡がなく迷い易い山だ。今回5回目というO氏に先頭をお願いし、急斜面を喘ぎながら登る。 途中からルートが不明になり、滑りやすい急斜面を部分的に四つん這いになりながら何とか稜線に出る。天理岳に行く稜線にでたようで稜線を東に少し下ると楢尾澤峠に着いた。 ここに下見時になかった。立札「救助要請が多く、両詰山、天理岳への立ち入りをご遠慮下さい」がたっている。最近天理岳で滑落死亡事故の記事が新聞にでたばかりだった。
 ここから稜線歩きで、時々鹿の鳴声を聴きながらやせ尾根の岩場を慎重に歩く。出原舟で昼食後、暫く歩くと「ぬた場」に出る。 「沼田場」と書き、野性動物が身体に付いたダニやノミ、汚れなどを落すために泥浴びする場所だ。その横を別の稜線を向って登り下りすれば両詰山の頂上に着く。 頂上にはO氏が作成した「両詰山」の標識が取り付けられてある。  後は下るだけだが、「カラカサタケ」という食べれる立派なキノコに出会う。 近くで見かけた猿に提供する事にして写真を撮って後にする。 途中で左に折れる分岐があるが、勿論標識はなく、下見の時に付けた赤テープもなく、 かつ景色が変わっているため判断が難しいがO氏は的確に判断、滑りやすい急坂を無事通過した。
  下に林道、民家が見え出すと間もなくゴールである。雨で2回流れたこの山行、1回位の下見では中々難しいこのコースを先頭に立って歩いて貰ったO氏に感謝したい。

(A   記)




出発前/両神山荘前の駐車場


楢尾澤峠にて


やせ尾根、ちょっとスリルある岩場を通過


両詰山山頂での集合写真


きのこ「カサガダケ」

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