1711 奥武蔵:有間山

期   日:2021年4月10日(土)
天   候:快晴
参 加 者 :計10名
費   用:約6,000円
コース  飯能駅8:30(タクシー)=白岩採石場跡(鳥首峠登山口)9:10/9:15=鳥首峠10:30=滝入ノ頭11:30
     =橋小屋ノ頭12:15(昼食)/12:50=有間山(タタラノ頭)13:20=橋小屋ノ頭13:50=蕨山14:40
     =林道終点16:15=名郷バス停16:30

 寒の戻りで朝の気温は5度だったが空には雲一つない青空が広がっていた。浦和方面、川越方面とそれぞれのルートで飯能駅に全員が集合した。名郷に向かうバス停には大勢の登山者が列をなしていた。
 私達は今回の長時間コースの時間短縮と密を避けるため、タクシー利用となった。鳥首峠登山口から山桜咲く登山道に入るとかつて採石場で使われていたレールが残っており、レールに沿って歩を進めた。途中の休憩ポイントでは木々の向こうに巨大な白岩の雄姿を望み、鳥首峠に着くと、ここからは採石場跡の全景を見ることが出来た。
 鳥首峠を過ぎると稜線歩きとなり、両神山、大持山など秩父の山並みが連なる大パノラマの展望が開けた。登山道は所々には岩の急登や急下りがあったりと、変化に富み、やがて三等三角点のある滝入ノ頭に到着。ここからは関八州の展望が開けた。
 その後も急登、急下りを経て橋小屋ノ頭に到着し和やかにランチタイムとなった。ランチの後は有間山の最高点、タタラノ頭までアップダウンを繰り返しピストンで橋小屋ノ頭に戻り、蕨山に向け出発した。
 ここからは落葉、根っこ、小石の急下りで皆、慎重に下った。採石場跡をぐるっと回るようなルートで、今度は大持山、小持山、武甲山の展望が開け、蕨山に到着。
 ここからはこのコース最大の緊張の場とも言うべき(私だけ?)岩の急登、急下りが続くが、青空にピンクのアカヤシオが登山道のあちこちに咲いており、この時期ならではの青とピンクの色の共演は緊張の中にも幸せな気持ちにさせてくれた。そして先輩メンバーから「ほら、イワウチワが咲いているよ」との声が! 岩陰にひっそりと薄ピンクの可憐なイワウチワが咲いていた。
 その後も岩の急登、急下りは続いたが、可憐な花々に癒やされ、パワーをもらい、全員、無事に林道を経て名郷バス停に到着することが出来た。緊急事態宣言発令などで運動不足気味の身体にはなかなかハードなコースであった。しかし、変化に富んだコースの楽しさ、山々の展望や新緑の美しさ、花々に癒やされ、皆で登る登山の素晴らしさ、楽しさにまた、ヤマ女の血が騒いでしまった今回の山行であった。
 楽しい山行を計画して下さったリーダー、楽しい時間を共有出来たメンバーに感謝! ありがとうございました。

(W   記)





タクシーで採石場登山口まで


鳥首峠鉄塔にて休憩


 

稜線を行く

目の前に広がる山々


有間山(橋小屋の頭)にて


有間山(タタラの頭)山頂にて


蕨山山頂


アカヤシオ


イワウチワ


下山口名郷へは急な登りも