1710 奥武蔵:日本の里〜釜伏山〜中間平

期   日:2021年4月7日(水)
天   候:晴れ
参 加 者 :6名
費   用:約2,000円(南浦和駅基準)
コース  南浦和駅6:30=北朝霞6:39・東武朝霞台駅6:47=小川町駅7:40/7:44=寄居駅8:01
     ・秩父鉄道寄居駅8:07=波久礼駅8:12/8:40・・風の道歩道8:57・・日本の里10:10/10:20
     ・・中間平緑地公園11:00/昼食/11:30・・釜伏山参道碑12:40・・鉢形城跡13:10/13:30
     ・・東武玉淀駅14:00/14:06=小川町駅14:21/14:22=朝霞台15:11・北朝霞15:24
     =南浦和15:34
     

 リーダーより釜伏山には行かないと連絡を受け、気楽な気分で参加した今回の山行。天気の良いハイキング日和となった。
 駅を出るとすぐ寄居橋で、上からは荒川の穏やかな流れが見える。遠くは新緑と桜の淡いピンク、そして濃緑とグラデーションの美しい山肌が見えた。
 風の道入り口より釜伏川(風布川)沿いの木立の中、心地よい遊歩道は良く整備され歩きやすい。アオキの赤い実やスミレが彩っていた。 途中、何度か飛び石で釜伏川を渡り返すがニリンソウやヤマブキ、紫ケマンと花が絶えない。花に詳しいメンバーの解説が有難い。
 日本(やまと)の里に着くと、カタクリは終わっていたが、しだれ桜がきれいに咲き誇っていた。オタマジャクシが泳ぐ池には水芭蕉まで咲いていた。 園内の植物観察を済ませ中間平(ちゅうげんたいら)へ向かう。
 ジグザグした上り道が続く。山には行かないと思っていたが、やはりそんなに甘くはない。ミツマタやヤマブキの群生に癒されつつ杉林を進む。 ようやくお昼を取る中間平が見えてきた。ヤマツツジや山桜、しだれ桜が一杯で「桃源郷だね!」との歓声があがる。お花見禁止のご時世だが、東屋で満開の花々を愛でつつ、昼食を取った。 小高い丘の上より本庄方面の市街を眺め、花々を惜しみつつ、釜伏山参道碑へ向かう。
  釜伏山参道碑が見える頃には、もうのどかな里山の道は終わり、足早に鉢形城跡へ向かった。八高線の踏切を渡ると見える、鉢形城跡は荒川と深沢川に挟まれ、攻めにくい場所に築かれていた。 三の曲輪内を通り、二の曲輪内の満開の桜並木の下で最後の休憩を取る。鉢形城公園は整備されており案内板が各所にあった。時代背景について考察するメンバーもおり、勉強になった。
 リーダーのKさんには何度も下見をして、安全な山行を企画して頂き、感謝しかない。またメンバーの皆さまのお陰で、和やかに春を満喫するハイキングが楽しめました。ありがとうございました。

(K   記)





新緑美しい風のみち歩道

気を付けて飛び石を渡ります


ヤマブキも咲き誇ります


美しい中間平の花々を背景ににっこり


暫しのお勉強タイム

満開の桜並木の下で最後の休憩