1707 京都一周トレイル第1回東山コース

期  日:2021年4月1日(木)〜3日(土)
天  候:晴れ〜曇り
参加者;12名
費  用:約33,000円 (新幹線¥18,648、バス・鉄道¥2,770、ホテル・朝夕食¥11,340)
コース: 1日目:東京駅7:03=(ひかり)=京都駅9:37/9:49=(奈良線)=稲荷駅9:54
          ・・伏見稲荷大社10:05・・四つ辻10:35/10:40・・一の峰10:57/11:00・・四つ辻11:20
          ・・泉涌寺12:00/昼食/12:25・・清水山(242.5m)14:15/14:30・・東山14:47/15:07
          ・・蹴上駅15:57/16:11=(東西線)=西大路御池駅16:25・西大路御池16:48
          =(バス26)=宇多野YH17:15
      2日目:宇多野YH8:20/8:28=(バス26)=西大路御池バス停8:55・西大路御池駅9:02
          =(東西線)=蹴上9:15/9:25・・大文字山(465.4m)11:30/昼食/12:00
          ・・哲学の道13:15/13:40・・瓜生山(301m)14:55/15:00・・詩仙堂
          ・・一乗寺下り松町15:45/16:08=(バス北8)=千本北大路16:43/16:45
          =(バス59)=宇多野YH17:10
     3日目:宇多野YH8:15/8:24=(バス59)=千本北大路8:40/9:18=(バス北8)
          =一乗寺下り松町9:48/9:50・・石鳥居11:50/昼食/12:15・・水飲対陣跡碑12:35
          ・・行者道・・ケーブル比叡駅(680m)13:40/14:00=(ケーブル)=八瀬比叡山口
          14:09/14:30=(叡山電鉄)=出町柳駅14:43・出町柳駅前バス停15:05=(バス4)
          =京都駅15:40/16:08=(ひかり)=東京駅18:42

 1日目:新幹線ではもちろんソーシャルディスタンスを保つため、3人座席では両端に座った。京都駅より稲荷駅はあっという間に到着。 伏見稲荷の大きい朱色の鳥居を潜る。稲荷神社の総本宮だけあってキツネが至る所にいる。あの有名な朱塗りの千本鳥居が奥宮まで林立する。 四つ辻まで登ると景色も良い。一ノ峰(233m)まで登り、周回コースで四つ辻へ戻った。
 清水山へ向かう途中、皇室とゆかりの深い泉涌寺内の東屋で桜を愛でながらお昼を取った。北上するトレイルコースは清水山(242.5m)まで緩い上り道で距離を稼ぐ。 到着した広々とした東山山頂公園の展望台からは、山科方面も良く見渡せる。桜の下で休憩してから蹴上駅へ向かう。本日は約11km歩いた。
 地下鉄とバスを乗り継ぎ、楽しみにしていた宿泊先の宇多野YHに到着。まず初めに大きな満開の桜の木が私達を迎えてくれた。
 2日目:昨日の逆コースで蹴上駅に来た。昨日、桜並木が見えた場所がインクライン(高低差のある船溜まり間を、船を台車に乗せて運ぶ傾斜鉄道)の跡地であった。 朝9時過ぎでも桜と軌道跡をバックに、写真撮影する人が絶えない京都の桜の名所のようだ。
 賑わいを後に大文字山(465.4m)へ向かう。約2時間弱の上り道では濃いピンク色のミツバツツジが至る所で咲き誇っている。淡いピンクの山桜も咲いていた。 近年の台風被害なのか倒木が多くあったが、道は整備され支障はない。京都市街が一望できる広々とした頂上で昼食を頂く。 沢山の登山者やトレイルランの若者が休憩を取っており、市民に親しまれているようだ。
 京都一周トレイルのコースは西に山道を下って哲学の道へ出る。流石観光地!山中よりは人が多い。ソメイヨシノが連なり満開の遊歩道では皆が写真を撮って、春の風物詩を楽しんでいた。 疎水はハラハラと舞い落ちる花びらで淡いピンクに染まっていた。次は比叡山へと続く瓜生山(301m)へ向かう。
 山道を30分登ると山頂に到着。山頂を後にして椿が咲く沢沿いの山道を下ると狸谷不動という傾斜のキツイ寺社内を通った。 段差のある石の階段が長く続き、膝を痛めぬよう慎重に下った。タヌキの置物が入り口に沢山置かれていた。 階段が終わっても、傾斜のある舗道も歩きにくく、明日は逆にこの道を登ると思うと不安がよぎる。 2日目も10.5km歩き、一乗時下り松町よりバスを乗り継ぎ、宇多野YHに到着。
 3日目:やはり昨日とは逆にバスを乗り継ぎ、一乗寺下り松町へ到着。登山口へ向かう途中の詩仙堂では風景に溶け込んだ和装の結婚衣装を着た夫妻を見かけ、しばし見とれた。
 のどかな光景の後は、昨日とは逆に上りの急坂と急階段が待っていた。階段ではそれぞれが自分のペースで口数少なく登って行く。 250段上りきると口々に「昨日の方がきつかった。」「思っていたより、きつくなかった。」と余裕のメンバーであった。 山道に入るとアッという間に瓜生山下の分岐に到着。今日は比叡山へ向かうルートへ進む。
 相変わらずミツバツツジが咲き誇っている中、登って行くと石鳥居に到着。辺りは開けており、昼食を取る。 沢を渡り水飲対陣跡碑を過ぎると、北山一帯が見渡せる展望台もあり、どんどんゴールのbV4比叡山ケーブル駅(680m)に近づいた。 3日目は6kmほぼ上り道であったものの、あっけなく感じた。
 山行前にPCR検査を受け陰性確認をし、万全の体制で臨んだ今回の山行。桜咲く京都の山と街を十分に楽しむことが出来た。 このコスパ最高の山行を企画して下さったSさんには感謝しかない。未知のウイルスで昨年は中止となったが、今年は念願叶い、楽しい山行が出来ました。 皆様ありがとうございました。

(K   記)





京都トレイル 12名でいざ出陣


伏見稲荷大社にお参り


千本鳥居の中の階段に一苦労


宿泊はまるでリゾートホテルみたいなユースホステル


コロナ対策で横並びの食事風景


桜満開、蹴上のインクラインにて


新緑と三つ葉ツツジのトンネル


桜の哲学の道も今年は余裕あり





最終日、250段の階段からスタート


階段、よくがんばりました


あと少し!歩いてきた道のりを眺める


今回のゴール到着
京都東山コース 2泊3日で踏破