期 日:2020年11月12日(木) 天 候:晴れ 参 加 者 :男性3名 女性5名 計8名 費 用:2,420円(浦和起点 東武鉄道x秩父鉄道SAITAMAプラチナルート乗車券利用) =三峰口9:16/バス9:25=強石9:30/9:40 スタート--杉の峠11:05--御岳山12:50(昼食)13:20--タツミチ14:00--三峰口16:05/16:35 =寄居17:41/17:45=小川町18:02/18:13=森林公園18:25/18:30=朝霞台19:03/19:04 =北朝霞19:06/19:14=南浦和19:24/19:29=浦和19:31 朝は雲に覆われた空だったが、秩父鉄道、三峰口に着く頃には太陽が出て青空が広がっていた。この日、気温は5℃、空気がひんやりと冷たかった。 秩父御岳山は木曽御嶽山の開祖、普寛行者によって江戸時代に開山された。頂上には普寛神社奥宮の小祠がある。さあ、頂上目指してまずはバスで強石へ。 しばらく舗装された林道を歩き登山口に着いた「熊の目撃情報あり」の看板あり。山の中へと進んでいく途中で「やっぱり出しておこう」とリーダーが熊スズとホイッスルを準備、 続いてサブリーダーも熊スズを、確かにうっそうとした山の中、登山者は私達だけのようだ。他に誰もおらず、熊スズの音色だけが響く。晩秋の登山道は紅葉は終わりかけ、 落ち葉を踏みしめ歩いていくが、急登の連続でスタートから1時間で標高300mを登り杉の峠に到着した。 さらに30分で標高100mを登り送電線鉄塔に着く。ここで展望が開け、目指す秩父御岳山の雄姿が現れた。青空に紅葉の秩父御岳山、 「三角形のとんがっている形は槍ヶ岳みたいね」とメンバー。なるほど、美しい雄姿をバックに皆で撮影となったが、悲しいかな、逆光、皆の顔は真っ黒。御岳山をとるか、 人間達をとるかの究極の選択は写真をご覧ください。 御岳山の雄姿を堪能した後は、一番の難所と言うべき、ヤセ尾根と岩の急登が待っていた。約40分間、ロープ、鎖を駆使しての必死(私だけかも?)の山登りの末、 ついに狛犬のお出迎えを受け、普寛神社奥宮のある山頂に登頂した。山頂からは両神山などの秩父の山々が美しく広がっていた。 山々の展望や紅葉を楽しみながらのランチタイムをとり、下山へ。小石のガレ場が続き滑る、滑る 滑って転んだら谷側に落っこちそうな緊張の30分間だったが、 その後は緩やかな下りにホッとひと息...。途中、展望が開け武甲山、子持山の山並みや秩父の町が見え、さらに下山し贄川登山口に出た。 芝生の上に人が数人...と思ったら、何と「かかし」だった。ここ贄川宿は「かかしの里」として地元の人々が創ったかかしアートが町中にある町だった。 なかなか手強かった秩父御岳山から下山した私達はほのぼのとしたかかし達に癒やされ、かかしアートを通して地元の方々とも触れ合うことが出来た。 秩父の山、町、人々、みんな素晴らしかった。晩秋の山行はほのぼのとした余韻が残る印象深い山行となった。いつも素敵な山行を計画してくださるリーダーに感謝! 楽しい一日を共に過ごせたメンバーの皆様にも感謝です。 (W 記) |
|
秩父御岳山登山口
|
難所を越え休憩後御岳山山頂へ
|
これから登る秩父御岳山の雄姿
|
後方に秩父御岳山(の、はず)主役は我々、
浦和ハイキングクラブメンバーだった
|
ついに登頂 狛犬さんがお出迎え
|
秩父御岳山山頂祠前にて集合写真
|
秩父御岳山山頂より両神山眺望
|
秩父御岳山山頂より劇降り後のひと時
|
二番高岩より贅川集落と武甲山(左)と小持山(右奥)を眺望
|
贄川宿のかかしアート 私達と同じ山男、山女だ〜
|
かかしアート 癒やされるね