期 日:2020年10月25日(日) 天 候:快晴 参 加 者 :16名 (男性6名 女性10名) 費 用:1,190円(浦和起点) コース JR目黒駅9:30集合〜花房山通り〜池田山公園10:20〜「ねむの木の庭」10:50〜 都営五反田駅〜雉子神社11:25〜島津山(清泉女子大)11:45〜御殿山・八ツ山界隈〜 翡翠原石館12:40〜品川神社13:00〜京急新馬場駅13:30 解散 江戸時代もかくやと、思えるようなスッキリとした秋晴れのなか、目黒駅 前を歩き出す。城南五山と言われるあたりは、かっては寺社や、大名の中屋敷、下屋敷の あったところで、広々とした区画が、明治の財閥・実業家に好まれ、いまも私などは指をくわえて眺めて しまうような高級住宅街やオフィスビルとなっている。唯一上屋敷を構えた備中森藩の跡の花房山通りを行き、岡山藩池田家のな ごりの回遊式庭園をゆったりく散歩。歩く路筋の左右の住宅の車庫には、外車しかないのに感心する自分の 目線の低さ!にも感心する.....。 この辺りは町筋ではないので、お屋敷が点在するほかは、田畑だったであろ うから当然、お百姓さんいたんだ、などと思うが、今はその面影の片鱗もない。 美智子さまの生家跡「ねむの木の庭」をそぞろ歩き、五反田の桜田通りで はビルにしっかり守られた雉子神社をお詣り。ベラルーシやインドネシア、ミャンマー大使館、ブラジ ル領事館なども並び、ソニー通りの銀杏並木もそろそろ色づきはじめていた。北品川のあたりへ来ると賑やかな 雰囲気になり、ゴールの品川神社では、六山目?の品川富士塚にも登る。 街歩きも目的を持って臨めば愉しさも増す。仲間との久しぶりの愉しい一 日だった。 (T 記) |
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目黒駅前の花房山通りは、江戸時代、この地域では唯一、上屋敷を構えた
播磨三日月藩森家のあった場所。いまは、高級マンションや邸宅が並ぶ。
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下屋敷は、大名の別荘にも使われたので、ここ池田家の庭園もすばらしい。
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上皇后美智子さまの生家跡が「ねむの木の庭」として開放されている。
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美智子さまにあやかって、皆さ〜ん、気品を持ってね〜。
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今日のテーマは”五山を巡る”だけあって、緩やかな坂が多い。閑静なここも
桜並木がつづく。
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小公園で休憩。このあたりの土地の価格は、坪あたり360万円とか。
(でも、買っておかなくて良かった! 坂が多くて大変だもの!?)
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家光の命名になる雉子神社。コンクリートでガッチリ保護されている。
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島津山の清泉女子大を過ぎ、ソニー通りの裏あたりでひと休み。ドッコイショ。
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八ツ山、御殿山の高層マンションの周りは、ゆとりある樹林帯が維持されてい
て、さすが〜。
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「翡翠原石館」。館主が30年間、世界中から収集したものだとか。
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ゴールは頼朝の創建になる品川神社。本殿は残念ながら改装中だった。/font>
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五山におまけの一山「品川富士塚」をのぼる。
山頂からは品川沖が見えたんだろうな。
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下山後は、旧東海道の品川宿のあたりで、おいしい昼ごはんを頂いて〆た。