期 日:2020年8月20日(木) 天 候:晴れ 参 加 者 :7名 費 用:3700円(JR 2700円ジパング使用、 大型タクシー1000円) =甲斐大和(標高678m)8:42/9:08=(タクシー)=湯ノ沢峠9:48着 湯ノ沢峠(1650m)9:55…大蔵高丸(1781m)10:40…ハマイバ丸(1752m)11:20 …米背負峠(1541m)12:34…大谷ケ丸(1643m)13:20…滝子山(1620m)15:10 …林道終点18:10…初狩駅(460m)19:10/解散/19:42==南浦和へ 真夏の太陽の下、甲斐大和駅にてメンバーが揃うのを待ち大型タクシーにて湯ノ沢峠に向う。タクシーは樹木が生い茂る細い林道を対向車に注意しつつ高度を上げて行く。 湯ノ沢峠近くでは展望が開け、雲の上に夏の富士山が見え、まもなく標高1650mの湯ノ沢峠に到着した。流石に下界よりはるかに涼しさを感じる。 暑さにばてぬ様身支度を整え、いざ出発。広葉樹林の道を暫く歩くと、草原が広がり、湯ノ沢峠のお花畑が迎えてくれた。 草原の先には大蔵高丸がこんもり盛り上がって見え、雑草の中に咲く花々を愛でつつ一挙に大蔵高丸山頂に到着した。 コース最高地点の大蔵高丸山頂からの展望は開けているが、あいにく富士山や南アルプスの山々は霞の中です。 ハマイバ丸に向かう草原は鹿止め柵と金網に保護され、自然の状態で多くの高山植物が開花し暫し足は止まり写真に収めた。 ススキの穂をかきわけ秋を感じつつ進んでいくと広葉樹に囲まれたハマイバ丸山頂です。山頂を過ぎてササヤブや灌木帯、草原の尾根道を行くと、 広葉樹林の中に見上げるほどの巨大な天下岩が。更に米背負峠まで高度を下げ、今まで楽な山行の反動をキツク感じつつ登り返すと樹木の中に大谷ケ丸の山頂です。 大谷ケ丸から滝子山山頂に至る尾根道には多くの峰々があり、ここが山頂かと思えど違う峰で、更に多くの峰を上り降りし最後に急登すると滝子山山頂に到着です。 山頂は私達のみでしたが、時計は15時を過ぎており、早々に初狩駅まで高低差1160mの下山開始です。下山道も急傾斜が続き、下山途中の男坂と女坂は女坂コースを選び歩きます。 突然メンバーの1人の膝にアクシデント発生。係の適切な処置にて再出発となるが、夕暮れが迫っている為一生懸命の下山です。 樹木に覆われた山道は薄暗く“ひぐらし”の鳴き声を聞きつつ“走れメロス”の心境で下山します。沢沿いの道まで下山し、沢を何度か横切り林道終点に到着し一安心です。 林道終点にて小休止後、更に気合を入れて林道や一般道を皆で歩き、暗闇の中で初狩駅に到着です。 待合室にて飲んだ下山講のビールはなんと美味しかったことか。 コロナ禍の中で人と接する楽しさと山歩きの経験の少ない私にアクシデント発生時の対処方法を教えて頂いた山行でした。山行を企画して頂いたリーダー、共に参加されたメンバーに感謝です。 (O 記) |
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湯ノ沢峠のお花畑の道を暫く進むと大蔵高丸山頂です。
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ハマイバ丸へ向かう草原に咲く多くの高山植物に足は止まります。
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ここが山頂?広葉樹に囲まれた涼しいハマイバ丸山頂で一休み。
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米背負峠への下り道に巨大な天下岩が。貴殿は何故ここに。
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大谷ケ丸山頂近くでの昼食。先は長いです。しっかり食べよう。
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米背負峠から登り返すと樹木に覆われた大谷ケ丸山頂です。
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多くの峰々を超え滝子山山頂へ向け最後の急登を頑張ります。
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滝子山山頂にて。お誕生日や初登頂の面々が祝されました。
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一気に降りてきた下山道。林道終点に到着し一安心です。