期 日:2020年2月23日(日) 天 候:快晴 参 加 者 :男性2名 女性1名 計3名 費 用: 8,000円程度(交通費・入浴料他) −石割神社−石割山11:10−大平山13:00/13:20−長池山−大出山入口−ホテルマウント富士入口 −紅富士の湯14:40/16:30(富士急山梨バス)⇒富士山駅17:10(解散) 悪天候のため2月16日、2月22日と2回延期され、今日は遂に計画実行の日である。富士山に真正面から向き合うコース、雲一つない快晴が望ましいのは、 言うまでもないが、なんとこの日は2月23日で「富士山の日」、風は少し強く冷たいものの、空はどこを見ても真っ青の快晴、絶好の石割山登山日となった。 浦和を6時ごろの電車に乗り、JRから富士急行・バスを乗り継ぎ、10時前にやっと石割山ハイキングコース入口に到着した。ここからは石割神社の神域である。 林間の車道を10分ほど歩くと石割山登山口に着く。3連休の中日でもあり、駐車場・周辺道路は車で一杯である。 歩き始めはいきなりの急な階段である。ふうふう言いながら一区切り登りここで終わりかな、と思って見上げると、まだまだ続いている。 ここまで313段とのこと、息を整えて登りを再開、残り200段前後を登りきり東屋に到着、やっと階段は終わりである。 雪に覆われた富士山の姿を雑木林の間から眺めながら林間の山道を20分ほど登ると石割神社に着く。右上を見上げるとまっぷたつに割れた巨大な岩がある。 これが石割山の名前の由来となった巨石である。手前の小さな社屋に参拝し、左手から岩の後ろ側に回り、岩の割れ目の背後に出る。 この割れ目は幅30cmほどしかなく体を横にしないと通れない。ここをすり抜けながら記念写真を撮る。 クマザサに覆われた山道を20分ほど歩き11時20分、石割山山頂に到着した。本日第一回目の富士山絶景との真正面からの対面である。眼下には山中湖、 富士山の右側はるか遠くには南アルプス北岳も望むことができる。ここで会旗を前に記念撮影。山頂は冷たい風が吹き抜けていて、地面も雪解けのゆかるで、 昼食をとる場所もないので、そのまま次の目的地平尾山に向かって下山を開始する。 気持ちいい尾根道をしばらく歩いてから風のあたらない陽だまりを見つけて昼食をとった。 平尾山を通り大平山に向かってアップダウンを繰り返して行くに連れ、眼前の富士山がだんだん大きくなっていく。 強風が吹き荒れていると見え雪煙があがり、山頂付近の斜面は氷でテカリ輝いている。背景は真っ青な空。 こんな富士山を思い出に残すには写真だけでは不十分で、瞼の奥に直接焼き付けてしまわないといけない。 13時、大平山到着、山頂は広々としており、電波用の鉄塔もある。ここまでは林道も通じているようでマウンテンバイクも2台駐車している。 小休止のあと再び下山を開始、飯盛山から長池山を通り長い階段を下りて13時40分ごろ車道に出る。しばらく林間の道を下った後、山中湖湖畔の道を一時間ほど歩き、 14時40分ごろ今日の最終目的地の日帰り温泉「紅富士の湯」に着いた。 歩行時間4時間の軽登山であったが、全工程を通じて雪もなく、快適な山行となった。まさに一生忘れられない「富士山の日」であった。 (H 記) |
|
登山口から続く400段以上の階段
|
石割神社
|
割れた岩にはまった(?)二人
|
平尾山からの富士山
|
大平山から見た富士山