S-83 山梨・上野原・細野山〜トヤ山〜舟山

期   日:2019年3月9日(土)
天   候:快晴
参 加 者 :11名
費   用:約2,900円(西国分寺起点、バス運賃含む)

コース   上野原駅南口:バス8:35=浜沢停9:25/9:50?立野峠10:40?細野山11:00< 昼食>11:30
      ?トヤ山12:10/12:20?4等三角点地12:40?舟山13:30/13:35?寺下峠13:50
      ?14:40下尾崎バス停14: 46=15:30上野原駅南口着

 この日の風は、春一番だったそうな。芽吹きを待つばかりの優しい雑木林 に降り注ぐ日差しをあびて、ゆったりと歩く尾根道はなんて気持ちが良かったことか。中央線沿線の倉岳山から矢平山を結ぶ南面の緩やかな尾根道を小さなピー クを踏みながらあるこうというコースだ。
 整備された上野原のバス乗り場から秋山川添いを走ること50分。小さなお寺 さんの境内で身支度を調え、リーダーからコースの説明を受けて、荒れた沢沿いを歩き始める。
 結構な急登で最初の ピーク立野峠に着く頃には汗汗。ここで、唯一出会った3,4人のハイカーに写真をお願いして、次のピーク細野山でゆった りお弁当タイムで話も弾む。杉林と自然林の 交互する登山道は、風も日差しも暖かい。(花粉症の仲間は、辛そうだった が.....)途中、木の間越しに、真っ白な富士山も遠望でき、丹沢の峯も垣間見える。かって登った赤鞍ヶ岳や朝日山、菜畑山 など奥深い道志の山々も眼にしているのだろうが、情けないことに同定できない。
 トヤ山には鳥屋山の山頂標が付いていたり、 舟山では左右を示す方向板が立派で、肝心の山頂標は紙だったりと、ユニークだ。時間にゆとりがあったので、20分ほど寄り 道をして4等三角点を発見! 成虫で越冬していたキタテハやルリタテハが何頭か登山道に羽を広げて、一心に日差しを浴びる 姿にも、この小ささで、と感動してウルウルしたり。下山路でも太い倒木をハグしながら跨いだり、岩々の足許注意の道が続い たり、沢音が近づいたり遠のいたりと、距離はないのだが変化に富んでいて、歩いた、という気分を満足さてくれる愉しいコースだっ た。 なによりも、人に会わずうるさいのは自分たちだけという、ステキな山行を計画してくれたリーダーのN氏に感謝。

(T   記)




歩き始めは、小さなお寺さんの境内での身支度から。


初っ端から荒れた沢底をゆく。


尾根道にとりつけば、たっぷりとした日差しに心も和む。


立野峠で出会ったハイカーにシャッターをお願いする。それにしても立派な道標 だ。

振り返ると、春雪で化粧した富士山が!

道はアップダウンが多く、岩々の足許注意の箇所も。


トヤ山ピークで、はい、笑顔。


おお、カラフル山熟女!? いやいやお目当ては足許の4等三角点でしょ!

下山に取りかかるが、ハグしなければ越せない倒木も。

さあ、この難路?を過ぎれば、バス停は間近だ。