S-82 奥多摩、沢井尾根〜高水山(バリエーションルート) 

期   日:2019年2月2日(土)
天   候:晴れ
参 加 者 :7名
費   用:約3,000円

コース   南浦和6:47ー西国分寺7:16ー青梅8:05ー軍畑8:23=「新所沢線」送電線=三角点「樋口入」
       490.5m 9:50=沢井駅分岐=平溝尾根分岐=惣岳山 11:25/11:50(昼食)=岩茸石山 1310
       =高水山 13:55=見晴らし台=慶徳寺=軍畑駅16:15(解散)

 雲一つない青空の下、奥多摩を目指す。今日のコースは軍畑駅から沢井尾根を歩き、惣岳山、岩茸石山、高水山の高水三山を縦走するバリエーションルートである。 バリエーションルートという言葉にひよっこヤマ女の私の気持ちを代弁するかのように、他のメンバーが「バリエーションルートって険しくないですか〜?」と、 すかさずリーダーから「あ、大丈夫!」の声。この言葉を信じて頑張るぞ!
 軍畑駅を出発し5分くらい歩くと、ジグザグの細い坂道、これが登山口。10分歩くと急坂が現れた。送電線の所に出て地図から現在地、標高を測る。 今日はメンバー全員がリーダー、サブリーダーに地図読みを教わるカルチャー登山である。
 楽しい! なんて思っていたら、スゴイ急坂がまた現れた。根っこと枯れ葉を踏みしめて登っていく。やがて展望が開け、東側に雷電山が見えてきた。 立ち休憩を取り、またまた現在地をチェックし、なだらかな登りを登ると電波塔があった。ここには2日前に関東地方にも降った雪が残っていた。周囲を見渡すと山肌も白く雪化粧していた。
 しばらく歩くと標高490.5mの三角点に到着した。ポイントに着く度に皆、パッと地図とコンパスでチェックするようになってきた。この条件反射はスゴイが、 まだリーダー、サブリーダーのレクチャーが必要だ。とても勉強になり、地図読みの楽しさが少しわかってきた。
 三角点を過ぎ、しばらく歩くと電波塔の所に出た。登山道の雪は所々で積もっており、やがて大きな岩が現れ、雪と大岩の絶好のシャッターチャンスにパチリ!  沢井駅分岐、平溝尾根分岐を過ぎ惣岳山に到着した。
 展望はなく、頂上にある青渭(あおい)神社の奥の院というお堂が薄く積もった雪の中でひっそりと立っていた。私達はここで和やかにランチタイムを取り、また出発。岩茸石山に向った。
 積もった雪は多くなり滑りやすく、リーダー、サブリーダーからストックを出すようアドバイスがあった。根っこの急下りが続き、緊張の連続だったが、 前後にリーダー、サブリーダーがいてサポートして下さり、無事に降りることが出来た。岩茸石山の頂上は360度の展望で北には奥武蔵の山々、西には奥多摩の山々が美しかった。 さっきまでの緊張はどこ行った?って感じで雪も少なく、陽が燦々と頂上に降り注がれていた。この絶景をバックに記念撮影し、高水山を目指した。
 展望のよい登山道は雪も少なく、高水山に到着。見晴らし広場までは根っこの急坂を一気に下っていった。立ち休憩をしてコンパスでチェックし、登山道を進んでいったが、 途中、道を間違ったことにリーダーが気づき分岐まで戻った。わかりづらい分岐だったが、さすがリーダー、方向修正し、無事に下山口に到着することが出来た。
 思わぬ積雪の多さで、当初の計画より時間を要し、最後の高水山は割愛するか?との修正プランもあったが、リーダー、サブリーダーのサポートのおかげで、高水三山をクリアすることが出来た。 岩や根っこの急坂、急下りや雪の登山道、雪化粧した山肌など様々な表情を見せる奥多摩の山歩きを楽しんだ山行だった。
 地図読みのレクチャー 、登山のサポートありがとうございました。リーダー、サブリーダーに感謝! 楽しい山行を共に出来たメンバーにも感謝します。

(W  記)




軍畑駅をさあ、出発


地図読みのレクチャー


雪の電波塔にて


大岩と雪の共演

惣岳山頂上 雪の青渭(あおい)神社 奥の院

岩茸石山への急坂の登山道


岩茸石山、頂上にて


高水山頂上にて