1525 上信越・火打山〜妙高山

期   日:2019年8月1日(木)〜2日(金)
天   候:晴
参 加 者 :4名
費   用:約24,000円 大宮駅起点(ジパング使用、宿泊費、タクシ- 代他 )

コース   1日目 大宮6:42(かがやき501)=長野7:45/8:30=妙高高原(タクシ- ) 8:40/9:05― 笹ヶ峰9:15
           ―黒沢橋10:21−十二曲がりー富士見平 (昼食)13:00―高谷池ヒュッテ14:34/15:00
           (受付と荷物預け)−天狗の庭15:23/17:00―高谷池ヒュッテ 17:20宿泊
      2日目 高谷池ヒュッテ6:00― 黒沢ヒュッテ7:30―大倉乗越8:15―長助池分岐
           9:35−北峰11:40−南峰12:00/12:40−天狗堂14:27―湯道分岐16:05ー燕温泉17:30
           /温泉入浴/19:00(タクシ- )―関山19:26/19:35=妙高高19:41/ 20:25
          = 長野20:34( はくたか576 )=大宮21:46

 一日目
 梅雨明けの酷暑も山に行けば何とかなるだろうと期待をもって、大宮駅を出発。妙高高原駅から笹ヶ峰間はバスの便が悪いためタクシ-に変更。 かなり時間短縮ができた。
 笹ヶ峰の登山口で係員に協力費の寸志を渡して登山開始。歩き始めは高原歩きのようで涼しく気持ちが良かったが、あっという間に暑い道に変わってしまった。
 火打山の登山道は木道が長く続き、安心して歩けるのだが靴底への弾力がなく疲れた。木道を外れ枯草を踏んで歩くと足に優しく気持ちよかった。
 しかし樹林の中でも暑さが緩まず、足取りが重くなってきた。それでも花の火打山の登山道。道沿いに現れる花の多さに癒されながら進むことができた。
 宿泊の高谷池ヒュッテに着いたのは予定していた14:34 であった。
 ヒュッテの中で暑さと体力の消耗度を考えて こん後の予定を話し合い、今回は山頂を断念して天狗の庭散策に切り替えることにした。
 天狗の庭に向かったのが3:23 。天狗の庭は火打山の中でも花の名所。湿原を下に見下ろしながら花々が咲き誇っていた。
イワイチョウの葉とハクサンコザクラが敷き詰まったお花畑はまさに天狗のための庭に思えた。花の見頃に出会えた喜びを感じるひと時でした。
 小屋を取り巻く湿原などの風景をつまみにして飲んだ新潟産越冬ビールのおいしさ、キンキンと冷えた味は記念となる程のおいしさだった。
二日目
 高谷池ヒュッテを6:00 に出て、黒沢ヒュッテまでの道は涼しく楽しかった。楽しい雪形をまとった美しい火打山、珍しい化粧ヤナギや車ユリの群落など気持ちよく進めた。
 しかし大蔵乗越の手前で体調不良者が出、笹ヶ峰下山者と妙高山登山組に分かれた。登山組はその後、
岩岩々の細い道を進んだが気の抜ける所がなかった。大倉乗越の危険個所を過ぎホッとしていたら、長助池分岐では二本のピンクリボンのうち一本を見落としたために道探しに時間を取られた。
 頂上の北峰,南峰でようやく妙高山の安息場所にたどり着いた。頂上に祭られている妙高の大神に安全を願って下山開始。
 下山の難所で長い鎖場もしっかりクリアで安全に通過出来た。燕温泉の下山口まで苦行の心で進んできたが、一番心配だったのが水だった。
 想定外の暑さで、常に飲み続けていた。長助池での保水、麻平を過ぎた辺りの温泉施設の水飲み場の補給ができた事、本当に幸いだった。今年の夏山のカギは水。燕温泉で一浴 後下山組と合流。無事に大宮駅解散となった。
 性格の異なる二つの山、楽しく、厳しい山行でした。同行の皆様に感謝します。

(S   記)




火打山登山口にて


大岩の急登 ちょっとひと休み


高谷池ヒュッテ前の湿原にて


高山植物がいっぱいの天狗の庭にて


妙高山北峰にて


妙高山南峰にて


下りには、こんな鎖場もありました