1519 長野諏訪 霧が峰高原〜八島湿原

期   日:2019年7月11日(木)ー12日(金)
天   候:小雨のち曇り
参 加 者 :11名
費   用:約20,000円

コース   1日目 上諏訪駅9:13/9:50=霧が峰IC10:40?自然保護センター11:50/12:20(昼食)
           ?八島ヶ原湿原?八島高原荘15:30
      2日目 高原荘8:15?湿原?物見岩9:50?蝶々深山10:30?車山乗越11:10?車山山頂
           11:50/12:20(昼食)?車山肩13:10?霧が峰IC14:15/14:59=上諏訪駅
>  

 霧が峰は 作家深田久弥が日本百名山で "遊ぶ山"と書いている。今回の山行のリーダーの思惑も まさに そこにあるようだ。
 1日目、霧が峰ICにバスで着くと 一面白く霧がかかっていて 何も見えなかった。霧が峰なんだから仕方ないか…と思っていたが、足元には 花が沢山咲いていた。 「ケブカツルカコソウ」名前も初めて聞く花に出会えた。昼食後 一路湿原に向かい 途中のヒュッテでのんびりとコーヒーブレイクをした。  八島ヶ原湿原は霞んでその全容を見ることは出来なかったが、木道の両脇には 花が咲いていて飽きることはなかった。 宿に着き、お風呂に入り、夕食はフルコースだった。ゆったり贅沢な気分で1日目を終えた。
 2日目、 やはり朝から霧が晴れなかったが 車山を目指し出発した。 昨日とは反対側の湿原を過ぎ、石混じりの滑りやすい道を慎重に歩きながら 物見岩、蝶々深山と超えて 行った。 いよいよ霧が峰最高峰の車山登頂である。山頂直下の階段は 今回唯一の頑張りどころであり、みんな大汗をかきながら登ったが 結局 眺望は白一色の霧の中だった。 しかし下山を始めると、白い雲が切れて 青い空と緑の丘が少しだけ見えてきた。一同 歓声をあげた。最後にご褒美を貰えたような気分だった。
 この素敵な山行を企画されたリーダーに 感謝である。  

(N   記)



<一日目>

10時半、バスを降りて今日の行程の確認。天候が不安定なのでコース変更もあ り。


濃霧で展望のない草原を歩き始める。こんな日も一興だ。


ウン? ストーンヘンジ? いえいえ、セイコーの日時計やら、リフトの乗り場 やら。


霧の湧きやすい霧ヶ峰、なので、建てられたという「霧鐘塔」。今日はピッタ リ!


これだけ開けている高原なので昔からグライダーの基地になっている。


ヒオウギアヤメやニッコウキスゲは、鹿の食害で激減している。


コースを短縮したので、宿には3時半には到着。雰囲気のよい山荘だ。


お風呂上がりのさっぱり顔で談話室でくつろぐ。もち、ビール付で!


食堂もさりげなく生花がかざられ、コース料理が 愉しみ。もち、ワインもね。



<二日目>

朝食もゆったりと美味しく頂く。


山荘の前で、オーナーにシャッターをお願いする。
「今日は晴れるよ〜」とのことだが.....。


木道は雨でツルツル。気をつけよう。


ここから先は鹿も一緒のエリア。


足許には清流が流れ、森の緑に染まりそう。


物見岩でのスナップは女性のみ。男性陣は濃霧の中にとけ込んでしまった!!


車山山頂1,925M。天候回復の兆し。


午後になると、チラホラ青空も覗くが、もうバス停近し。


振り返れば八島湿原と鷲ヶ岳が見渡せた!
湿度100%のお肌にやさしい歩きで、愉しかったよ〜。