No.1503 秩父、奥多摩・霧藻ヶ峰〜雲取山〜七ツ石山

期   日:2019年5月7日(火)〜8日(水) 1泊2日
天   候:1日目 曇り時々霰  2日目 晴
参 加 者 :計10名(女性7名 男性3名)
費   用:約13,000円

第一日目
コース   南浦和6:45=新秋津7:06−秋津7:18=飯能7:47/54=西武秩父8:43/9:30=ジャンボタクシー
      &タクシー=三峰神社バス停(1048m)10:30/10:40−炭焼平11:50−霧藻ケ峰(1523m)昼食
      12:35/13:00−前白岩14:30−白岩小屋15:00/15:15−白岩山(1921m)15:50−芋ノ木ドッケ16:05
      −大ダワ16:50−雲取山荘17:30

 JRの事故により30分遅れで、西武秩父駅よりジャンボタクシーとタクシーの2台で三峰神社へ向かう。
 曇り空のなか、奥宮参道入口に入ると荘厳な杉林になり、登山者もなく静まり返っている。途中、馬酔木も至る所に咲いているなか、炭焼平辺りになると、空から小さい霰がぱらぱらと降り出す。
 霧藻ケ峰に到着し、秩父宮両殿下のレリーフ仰ぎ、休憩場で昼食を取る。西側の展望が開けており、山並みの上には黒雲が覆っている。休憩していると途端に身体が冷えてくる。 前白岩へ向かう途中では霰も大粒になりどんどん降ってくる。一面があっという間に白く化粧されていく。しかし雨と違いびしょ濡れにならず、寒さは堪えるが風情があり、なかなか無い体験ができた。
 霰も白岩小屋での小休憩時には上がって、空も明るくなってきた。女坂を通り、雲取山荘へ到着。18時から慌ただしく夕食を済ませ、部屋に戻り2台の炬燵で温まりながら、消灯の20:30まで持ち寄った飲料やつまみで暫し談笑。日帰りの山行とは違うひと時を皆で過ごした。

第二日目
コース   雲取山荘6:15−雲取山(2017m)7:00/7:20−小雲取山−ヨモギノ頭8:15−奥多摩小屋
      −ブナ坂9:00−七ツ石山(1757m)昼食@9:40/10:00−七ツ石小屋−マムシ岩−堂所
      −水場付近 昼食A11:40/12:00−小袖村村営登山者駐車場13:00−鴨沢バス停(540m)
      13:20/13:53=奥多摩駅14:30/14:42=青梅15:15/15:17=西国分寺15:55/15:59=南浦和16:29

 2日目は昨日と打って変わっての晴天。しかし頂上までは北側斜面ということもあり、昨日積もった霰が固まり、大変滑り易い登山道になっていた。皆、細心の注意を払い雲取山へ登頂。
 山頂では青空が広がり雲ひとつない。富士山はもちろん、南アルプスの山並みもはっきり見ることができた。何度も写真を撮って、滅多にお目にかかれない景色に喜びを噛みしめた。
 鴨沢側への下山道は心地よい朝日を浴びながら、富士山を仰ぎつつ下れる至福の時だ。七ツ石山でも展望が良く早目の昼休憩。
  堂所を過ぎた水場付近で二度目の昼休憩以降、杉の植林帯が続く中に一人静の群生やスミレが可憐に咲いていて癒される。会えたら良いなぁ〜と思っていた鹿にも思いがけず遭遇し皆、急ぎ撮影タイムとなった。
 昨夜の0度近くの寒さから、鴨沢近くの日向では20度を越え今度は熱い。改めて山における天候の変化の怖さを思い知らされた。
 リーダーとサブリーダー及び皆様のお陰で、安心して登山することが出来ました。感謝致します。

(?   記)




霰(あられ)舞う幻想的な登山道を進む


雲取山荘から見るご来光


輝くような晴天 雲取山荘にて


雪化粧した登山道をいざ、雲取山を目指して出発

ついに登頂! 富士山や南アルプスの絶景が広がる雲取山頂上にて

ここ、雲取山は埼玉県と東京都の境界線にあります


下山途中のピーク 七ツ石山にて


七ツ石山、山頂からは雲取山の雄姿が見えました