当日は気候も良し、天気も良しのせいで南浦和から中高年ハイカーがいっぱい。大月に近づ くにつれ山々はやわらかな新緑の中に山桜がみえる。リーダーが「山が笑っているねー。」 内心心配していたバスにもゆったり座れて、花桃満開の里を抜けて緑の山の中へ。
　9時きっかりに登山開始。樹間の中を登り登り。すると、木々の切れ間にふと左手に真っ白な富士山が見える。まだ4月というのに暑い暑い登りに谷からの風が心地よい。山梨百名山という扇山に着くと南に「８K大画面」に浮かび上がる白き富士の嶺。けれどすぐに春の霞に覆われてしまった。
　早朝の出発だったので、宮谷分岐にて早めの昼食。食後はせっかく稼いだ高度をどんどん清算してしまいその後は百蔵山へのきつい登りが待っていた。この山は秀麗富獄十二景六番とのこと、でも富士山は霞の中。けれど山頂は満開のミネザクラに迎えられ、周囲を取り囲む雄大な山稜に感激。
　下山は地図に表示のある「急坂注意」を避けて山の神、百蔵浄水場の脇を通り猿橋駅着。
　山の花々に祝福された山行でした。リーダー、皆様ありがとうございました。